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'07 Nov. 29 10:05 PM

長瀞ライン下りを経験

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 先日休みを利用して、秩父・長瀞に行きました。
 写真は長瀞ライン下りを終えた後に食べた鮎の塩焼きのなれの果て。

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 第三京浜を降り、環八を通って関越へ。環八がなかなかの渋滞であったものの、
今までの旅行は箱根方面が多く、日曜の夕方に出発するとほとんど渋滞に会わないため、
たまにはいいかと、のんびり北上。

 秋も深いため、6時にはもう真っ暗で、長瀞を越えた頃には車もまばら。今回は海ではなく、
川を見ながらの温泉をテーマにしていたため、道程でも山山山。

 暗さの中では景色を楽しむこともできず、とりあえず到着を急ぎました。

 暗闇の中に、そんなに明るい照明ではなく、遠慮がちにホテルが見えてきて、
到着と同時にまずは食事。前日(本当は当日の朝)八時までお客さん(友人)と楽しんで呑んでしまった
ので、やや遅くに起き、ホテル到着時には空腹で。

 部屋:OK。温泉(景色含む):OK。食事:× サービス:× 総合点 5/10

 せっかく山、そして川沿いにある温泉に来て、カマスは食べたくなかった・・・

 旅行中というのは早起きが苦にならないようで、2時間ほど寝て、7時には起床。
8時半に予約を入れていた朝食も、あまりの空腹でできるだけ早めてもらい、予定の行動へ。

 近場の地場産センターでお土産(自分用に必ずその土地土地の麺類を買うんです)を購入し、
次は長瀞まで戻ってライン下りを経験。

 小ぶりの船に20名弱が乗り込み、ゆったりと荒川の源流を下る。5メートル下の川底が見え、
ものすごくきれいでした。途中やや流れが早いところもありましたが、ライフジャケットも未着での下り。
船が多少揺れ、水しぶきがあがる程度でした。水かさが多いときはもっと違うのかもしれません。

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 とにかく景色がいいですね。巨大な一枚岩の脇をずっと下り、ゴール。

DSC02040.JPG

 この景色を見たときに、「映画のセットのような」という表現が頭に浮かび、
非常に違和感を覚えました。目の前にある現実をあたかもそっちが上のような言い回しで
作り物の、映画のセットを浮かべる矛盾。

 宇宙や、海の底までもたやすく表現してしまう技術には、それは敬服するものがありますが、
車で少し走ったところにある非日常が、あまりに美しく、あまりに壮大で、それがセットなどという
作り物のように感じてしまった自分に愕然としてしまう。

 もっと知ろう。この目で見て。可能な限り。

 今回の旅行では『うっ切り込みうどん』というものを初味。関東のうどんを食べつくすぞぉ。

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