'08 Dec. 16 3:20 AM

おすすめバーボン '08 December

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Maker's Mark

ご存知メイカーズマーク

一杯飲むごとに葉巻の当たるくじが引けます。
はずれがだいぶ出た分確率はぐっと上がっています!

クリスマスも近い今、是非。

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'08 Oct. 01 11:13 PM

おすすめバーボン '08 Oct

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Ancient A Age 10Y 【エインシエント A エイジ10年】

久々のおすすめバーボンです。

ご来店いただいていたお客様たちは知っての通り、
アップはしていなかったものの、おすすめバーボンは
継続してやっていました。

ただ、バーボンは種類もスコッチほど多くなく、
契約している酒屋にはなおさらバーボンが少なく、
大々的に「おすすめ〜」と銘打ってやることに抵抗が出てきたのが
実情です。

今回のもお分かりの通り、以前にもおすすめしたことのあるバーボン。
重複するのも仕方ないと思い、アップはこれで終了とします。

これからも Bar Scar Face では毎月おすすめバーボンは
継続してまいります。

時代の流れとは逆になるのですが、
やはりバーボンをいつまでも愛していきたいと思っています。

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'07 Dec. 07 2:18 AM

おすすめバーボン '07 December

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Old Fitzgerald 1849(オールド フィッツジェラルド 1849) 45度

 ジョン・E・フィッツジェラルドが1870年に会員制クラブなどのデラックス品として発売。
禁酒法時代にパピー・ヴァン・ウィンクルに買収されるも、小麦バーボンとして現在も盛名を誇る。

 小麦バーボンとしてはメーカーズマークの兄貴的存在になる。
1849はパピーの所有していた蒸留所の創業年。

 世知辛いニュースの多い昨今、買収という憂き目に会いながらもしっかりとした味を追求する姿勢、
そしてそれを続ける力が求められている。

 12月という浮かれたくなる月に、何をおすすめしようかと迷ったが、
ここは敢えてクリスマスや年末を意識せず、力強い存在を示したかった。

 今年一年、個人的に様々な変化を見たこともあり、その締めくくりとして、
来年に向けての強い意思表示として、選んだこのバーボン。

 是非味わってみてください。

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'07 Nov. 01 9:57 PM

おすすめバーボン '07 November

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J.T.S. Brown (J.T.S.ブラウン) 40度

 1885年、ケンタッキー州アンダーソン郡ローレンスバーグ近くで生まれた、
非常に古い歴史を持つバーボン。西部開拓に向かう男が携えたとして知られ、
海外に輸出されたのは日本が最初。映画『ハスラー』でポールニューマン扮する
主人公が愛飲していたことでも有名。

 今月から様々なものが値上がりする。アメリカのガソリン出し渋りがその大きな原因
ではあるが、そのガソリンに換わるものとして期待されているバイオエタノール。
しかし様々な国で今までの作物よりも儲かるからという理由で、バイオエタノールの
原料となるものを作り始めています。それが原因での値上げも危惧されていて、
本末転倒な問題に発展している昨今。
 目先のことだけを考えず、しっかり土地に足を付けた言動が、今まさに必要と
されているのではないだろうか。
 昔ながらの製法を守り続け、映画に登場しても浮かれることなく、その存在を
誇るこの一杯を、今の地球、国、政治、人間を憂いながら飲んでみる。
 

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'07 Oct. 03 10:06 PM

おすすめバーボン '07 October

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Maker's Mark Red (メーカーズ マーク 45度)

 19世紀初頭からウイスキー蒸留を始めたサミュエル家の4代目ビル・サミュエル・シニアによって
1953年に創業。ラベルのSケンタッキーで最も小さい蒸留所といわれている。

 ライ麦の変わりに冬小麦を使っていることがそのまろやかな味を決定付けている。

 一目で覚えられるワックストップが印象的だ。ひとつとして同じものがなく、
7本たれているのが縁起がいいとか、たれ方によって封ろうをした女性の利き腕がわかるなどと、
薀蓄ねたは枚挙に暇がない。

 先月末に急に秋に模様替えした今年。寒さを楽しみながら衣替えの、
衣服でより遊べる季節に、この華やかなトップをめでながら、夜長を共に過ごしませんか。

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'07 Sep. 04 11:14 PM

おすすめバーボン '07 September

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Rebbeca (レベッカ 43度)

 レベッカとは、イギリスの小説家ダフネ・デュ・モーリエの長編小説の題名であり、主人公の名前でもある。ヒッチコックによって映画化もされている。

 『最も好きなバーボンは?』の問いに私はよくこのバーボンを指定する。程よい飲み易さと、程よい荒さ。呑み始めたきっかけはもう忘れました。多いときには一日に一本必ず空ける日々。私なりにレベッカの理想像があるため、小説も映画も今だ目にせず。

 今年2度目のおすすめバーボンとしての登場で、またか?の声も聞こえてきそうですが、今月はご勘弁を。小生また一つ齢を重ねる月。こよなく愛するこの一杯でいい気分に浸りたいのです。

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'07 Aug. 02 12:02 AM

おすすめバーボン'07 August

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Bourbon De Luxe (バーボン デラックス)40度

 このバーボンに携わる人に尋ねた。この『デラックス』という名を冠するお酒を最も飲みたい月はと。少考の後に、出た答は今月。予定では今月その家に新しい命が生まれるという。めでたい。
 どんな小さな約束も、私は守りたい。それは誰もが思うことだろうが、実行するとなるとなかなか難しいのかもしれない。大切な人が逝って早一年。逝くものがあり、来るものがある。最も大きな摂理の一つ。今も当然我が体内で生きるあの方を想う。私は約束を守れているのだろうか。ただ日々を過ごしてはいない。前のめりに、熱く。進むことをやめない。時には折れそうになる心を、存在が支えてくれる。今、改めて感謝。

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'07 Jul. 04 3:08 AM

おすすめバーボン '07 July

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 Old Heaven Hill 10Y (オールド ヘヴン ヒル 10年) 43度

 1889年に建設された蒸留工場の土地所有者ウイリアム・ヘヴンヒルにちなんでいる。ヘヴンとヒルが別けてあるのは単なる印刷ミス。アメリカ最大規模の蒸留所で、蒸留にも酵母にもビーム家が関わっている。このバーボンをベースに様々な会社が独自のブランドを出しているのは、業者に樽売りをしているからである。

 先日私としては今までにほとんど経験の無かった墓参りというのが続きました。仏教と天国というのはやはり概念の違いがあり、違和感はありますが、もし天国というものが実在するならば、確実にそこにいるであろう2人。お会いしたことのない新しい父と、心の兄。私は足掻きながらも、踏ん張っています。あえて7月に想いを熨せて。

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'07 Jun. 05 11:41 PM

おすすめバーボン '07 June

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Ezra Brooks (エズラ ブルックス) 45度

 1996年にアメリカ政府から『最も優れた小さな蒸留所』と称えられた名門が造り出す本格派。バーボンの規定51%を上回る良質のトウモロコシを使用し、低温蒸留。滑らかで芳醇な味わいに仕上がっている。
 人には多かれ少なかれコンプレックスが内在する。それは目に見える形のものもあれば、心理的なものもあるだろう。他人から見ればなんと言うこともないことが、本人にはとてつもなくいやな部分として、しかしなかなか克服できないものとして自分を苦しめ続けている。消そう、変えようとするだけでなく、それを自分自身と受け止め、共存し、強みにする。言うは安だが、そうなりたいものである。この小さな蒸留所のように。

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'07 May. 01 10:57 PM

おすすめバーボン '07 May

yellow_rose_of_texas.jpg Yellow Rose of Texas 8 Y (イエローロズオブテキサス8年)45度
("click"↑ an image!! )

 『テキサスの美人』の意味を持つ。南北戦争(1861〜1865)時代に歌われた同名のバラードとそれに登場する女性から取ったもの。花言葉は以前は「嫉妬」であったが、最近はいい意味を信じる傾向にあるらしく、「貴婦人の気品」に。
 若葉の季節。やはりボトルはブライトグリーンでさわやかにいきたい。新しい環境に咲く若い芽吹き。ひと月を経過して少し落ち着きを取り戻した感があるかもしれないが、本当の戦いはこれから。本当の意味で緑が似合うのは熟練の風体だと学べるまでに成長して欲しい。

 PS 先月「お詫び」としてブログに載せた時点では、オールドチャーター12年を5月のおすすめにする予定でしたが、酒屋の「取り扱ってません」の一言でどうにもならず、今月は予定とは違うバーボンをお勧めする運びとなりました。
  今回のイエローローズオブテキサス8年もすばらしいバーボンですので、是非お楽しみください。また、オールドチャーター12年に関してはいずれ機会があったときにまたお勧めしたいと思っています。

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'07 Apr. 04 1:34 AM

おすすめバーボン '07 April

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 Old Charter 12Y オールド・チャーター12年 「古き憲章」 45度 

 1867年ケンタッキー州ロングリック・クリークでチャペーズ兄弟が蒸留所を設立。1874年にオールド・チャーターが誕生した。現在はルイヴィル・バーンハイム蒸留所で作られている。
 IWハーパーの兄貴的存在として親しまれてきた。 禁酒法時代にも政府から医療用ウィスキーとして製造が許された逸話を持つ、『古き憲章』と名付けられた一本。
 4月からは新しい環境にもをおくものも多く、その中で自分の力をいかに発揮できるかで、その環境の中での自分の位置というものが確立されていく。
 どんなに厳しい環境でも、本当に力のあるものは正当な評価を受ける。自分の評価を下げるような行為は愚かなこと。何事にも全力で取り組む。もっとも大切なことを見失わない。そういった人間でいたい。

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'07 Mar. 01 9:53 PM

おすすめバーボン '07 March

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J.W. Dant(J.W. ダント) 40度

 1836年ジョセフ・ワシントン・ダントによって作り出された銘柄。優れたバーボンの多くが採用しているサワーマッシュ方式(粉砕したとうもろこしなどの穀物に水などを加え過熱したもの −これをマッシュと呼ぶ− に酵母を加えて2度発酵・蒸留させる)を作り出したのもダントだと言われている。
 新しく確かなものを作り出す力。常に身の回りに氾濫する情報にアンテナを張り、精査する目を持ち、形にする行動力が伴ってこその力。
 3月はひとつのステージからワンランクアップするには最高の月。さわやかな寂しさを心に抱き、次の自分に大いなる期待を持つ。どんなハードルが立ちはだかろうが、たじろぐことなく、進め。

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'07 Feb. 01 11:54 PM

おすすめバーボン '07 February

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Old Forester (オールド フォレスター)43度

 1870年にケンタッキー州ルイヴィルで「ブラウン・フォーマン社」創業。創業者名は ジョージ・ガーヴィン・ブラウン。酒名は当時、彼が尊敬していた南軍の将軍、「ネイサン・ベッドフォード・フォレスト」にちなんだもの。
 2月といえば、高校、大学の入学試験が行われます。受験など社会に出ればどれほど簡単なものか。しかしそれは終わったからこそ、乗り越えたからこそいえる言葉。
 今実際にその壁に向かっている当人たちに取ったら、それはそれまでの人生で最も高い壁。闘って欲しい。苦しんで欲しい。苦しみ、もがき、全力を出してこそ、人間としての器が広がるというもの。若き挑戦者たちに思いをはせながら、古の南軍の将と共に・・・

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'07 Jan. 06 10:59 PM

おすすめバーボン '07 Jan.

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Rebecca(レベッカ)43度

 早2年が経ちます。常に新しいものを求める。それは確かに必要な要素。しかし時に振り返ることが、新たな第一歩のヒントになることも多にしてあること。
 前を向きながら、後ろを見て、新たな名前となった我がバー。

 Bar Scar Face less than T

今月はどうしても原点に返りたくて・・・。過去を乗り越えたくて。常に自分との戦いに負けてきた気がする。今年こそ、これからこそ・・・

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