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'07 Dec. 05 11:46 PM

ある塾のカレンダーより '07 December

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

It continues here.

  師走。誰もが忙しくなるこの時期は、正月をゆっくりと過ごしたい者は、その分忙しく働くように、ということが含まれていると思います。それは大人だけに当てはまることではなく、小学生や、中学生にも言えることと思われます。正月に限らず、後々ゆとりを持ちたいと思ったら、先のことを考えて、事前にしっかりと準備をすること。今できることをしっかりとやること。それは常日頃から伝えていることにつながります。寒さも一気に本格化し、定期テストも終わった今月は、小学生、中学1・2年生にとってはだらけてしまいがちになります。体調を整えながら、しっかりと今までの復習と、これからの予習に力を入れられるようにしましょう。

  小学生はbe動詞肯定文から、否定文まで終了し、一つの大きな基礎とそれの変化をどう考えるかが理解できたと思います。肯定文を否定文にすることは、notをbeの後ろに入れるだけなので、要は肯定文がしっかりできてこその否定文。次にやるYes/No疑問文も、疑問詞疑問文もその延長上にあり、また、さらに先の一般動詞も、肯定文がまず大切なカギとなります。基礎を固める大切さを意識しましょう。

  中学1年生は新しいクラスがスタートします。Aクラスに入った生徒は、これで安心せず、一つでもうえの順位と目指すとともに、英語に対する興味をより高め、その意識が他教科や、日々の生活にいい影響を及ぼせるようにして欲しいです。今回Bクラスに甘んじてしまった生徒は、まず、悔しいという気持ちを持って欲しいです。一つの結果が出て、それが芳しくない場合は、それに対する日ごろのやり方に変化が必要ということです。今までとただ同じことをやっていては同じ結果が出ます。やり方と、取り組む意識を変え、次回のクラス替えで絶対にAクラス入りをするんだという気持ちを持ちましょう。

  中学2年生はいよいよ3年生になる準備を始める時期です。入試まではあと1年となります。この1年でどれほど成長できるかは、この冬休みでの取り組みにかかっていると思います。春休みや、3年になってからではなく、その前段階の今こそが、大きな変化を求められる大切な時間だという意識を持ってください。また、2年生での内容は、どの教科も入試に直結しています。定期テストが終了した今こそ、苦手な箇所の補充に当てましょう。

  中学3年生は塾での最後の講習となる、冬期講習があります。19日から正月休みを挟んで1月8日までの短い期間ですが、その間だけで成長を期待してはいけません。講習に入るまでの今月前半が最も大切になります。一通り中学での文法は伝え終えていますので、これからは総復習と同時に、長文に取り組むことになります。勉強としての英語を繰り返し作業の中で学んでいくと同時に、言語としての英語を相対的に身に付けていけるようにしましょう。

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