'09 Feb. 27 4:54 AM
そういえば久しく
毎月載せていた塾のカレンダーのコメントを
久しく載せていなかったので、ここで1・2月のをまとめて。
また3月から毎月載せていこうと思っています。
生徒数もずいぶん減り、大手の塾とは趣を異にしますが、
それでも昨今の教育現場の一つであることは違いの無いもの。
2009 January
新年明けましておめでとうございます。
2009年という年は政治的にも経済的にも激変が予想されます。
政治では民主党が政権をとるでしょうし、経済では2008年から続く不況が
さらに深刻になるでしょう。
まだ中学生だから関係ないなどと考えずに、
自分が生きている国・日本が今どんな状況にあり、
自分の将来はどうなっていくのかをしっかりとした目で見ていく必要があります。
苦しいときにただ不平不満を言っているだけでは、
けっして解決の糸口は見つけられません。
状況を打開するための皇道はそのベクトルを間違えてはいけません。
まずはしっかりとした判断力を身につける必要があり、
中学生としての今はその基礎を学ぶ時期です。
一つの事象を多面的に捉える習慣を身に付けましょう。
中学1年生はまだまだ基礎力の不足を感じます。
家庭での練習不足が明らかなので、2年生になってからのスピードアップを考えると、
この冬休み中に、これまでの復習がどれだけ完全にできるかがカギになります。
また、他の教科には更なる不安を感じざるを得ません。
英語で学んだ繰り返し練習する大切さを、他の強化にも活かしていけるように、
更なる意欲向上を願います。
中学2年生は授業で伝えている通り、もう既に受験生となっています。
受動態までは非常にいい感じでできていますが、
3年生になると、今までの文法の総復習的なものばかりが出てきます。
今までに渡してきた様々な単語表、文法のまとめを今一度確認しながら、
先の予習に取り組み、なおかつもうほぼ学習し終えている歴史や地理、
理科の部分的なものについては入試問題に取り組む姿勢が大切です。
準備に早すぎるということはありません。
今は入試で頭をいっぱいにするというのではなく、
入試というもの、自分の将来がどんなものになるのかを
楽しみながら知り、考える期間だと思います。興味を持って過去門に向かってみましょう。
中学3年生は、面談や授業で伝えてきている通り、
前期選抜で受かるかどうかを考えるのではなく、
高校に入ってからのことを考え、後期選抜で受かる力を身に付けましょう。
一週間の短さを考えると、中学生活も残りわずかです。
今できることを、今全力でやることに意味があります。精一杯の頑張りを期待します。
2009 February
ひと月の速さを実感する一月が終わり、最も寒い月に入りました。
実際の平均気温は1月のほうが寒いのですが、
なぜか2月のほうが寒い印象を与えるといったほうが正しいのですが。
2月には中学生にとって最も大きい壁となる入試があります。
1・2年生にとってはまだ少し先の話ではありますが、いずれは必ずぶつかる壁です。
この時期に先輩達がどんな様子で、どのようにその壁を乗り越えていくのかを良く見て、
これからの中学生活に役立ててければ言いと思います。
また、先月はインフルエンザに罹ってしまい、塾を初めて以来始めて
一週間も休んでしまいました。家にいる間、本当に反省しました。
来年は必ず予防接種を受け、絶対に同じ失敗をしないように気をつけます。
みんなも自分は大丈夫という過信は捨て、しっかりと健康管理をしましょう。
中学1年生は塾では一年生として最後の月になり、
3月からは中学2年生として扱っていきます。
特別授業が代わるわけではありませんが、授業の開始時間が遅くなります。
また来月のカレンダーで説明しますが、時間だけでなく、内容がどんどん深くなっていきます。
定期テストまではしっかりとそれに対する対策をし、
テスト終了後は2年生になるための準備として、まずは1年生の範囲をしっかりと復習し、
できるだけ早めに予習に取り掛かれるようにしましょう。
中学2年生は来月からいよいよ3年生としての扱いとなります。
最高学年になる自覚をしっかりと持ち、より大きな人間になることを目標に
一日一日を大切に過ごしてください。ほぼ終了した受動態の次は、現在完了です。
そして、いくつか熟語をやった後からの文法は、全て今までの文法が絡むものになります。
結構苦手意識を持ちやすいto不定詞もまた応用として出てきますので、
今のうちに2年生の総合復習をしておきましょう。
また、年度末テストが終了したら、直ちに入試に備える心がけが必要です。
以前から伝えている通り、歴史・地理・理科の2年までの範囲は
もう入試問題に取り組む必要があります。
特に歴史はより細かく覚えるのに時間がかかります。
自分用の年表を作り、それに対応する細かい説明をノートにまとめて行きましょう。
中学3年生にこのカレンダーを渡すのはこれが最後となります。
今年は塾始まって以来始めて一人での卒業となりますが、
その分細かく指導できたと思います。
選択した高校のことを考慮し、英語を因り充実させた授業となりましたが、
高校での1年間は、ほぼ余裕ですごすことができる程度の英語力はついたと思います。
しかし英語は他の教科とは違い、コミュニケーションの道具です。
使いこなせるようになり、それで人と交流することが目的なので、
授業がわかるからといって満足せず、より高い能力を身に付けられるよう、
努力し続けて欲しいです。
中学3年間という貴重な時間を最後まで指導できたことを喜びに感じます。
より魅力的な人間になれるよう、これからも頑張ってください。
また、卒業記念作品については授業中に説明します。楽しみながら作ってください。
塾卒業おめでとう。
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