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'11 Apr. 06 4:27 AM

無題

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こんばんは。
金曜日の一日から新年度を迎えた日本ですが、
改めて、被災し、失われた数多の命に黙とうをしたいと思います。
(黙とう)

少ししゃべりますので、時間をください。
今日はこれだけの人数の皆様にご参加いただき、
ほんとうにありがとうございます。
そして、その多くの人数が集まれるこの屋形船が無事であったことに、
胸をなでおろしました。

しかし、今日、このイベントに参加するにあたって、
躊躇したり、後ろめたさを感じたり、
胸に引っかかるものがあった方がほとんどだと思います。
それは当り前のことで、それは人間である証拠だと思います。
人間であるからこそ、その感情は、決して忘れてはならないものです。

しかしいまだ暗い街、通り、店を毎日眺めながら、
このままではどんどん沈んでいってしまう自分を感じた方も
多かったのではなかったかと思います。

それは人間のごく当たり前の感情であり、
それはごく当たり前の日常、人間の営みを望むものであると思います。

今、被災した北海道から千葉までの各地、
メディアではほとんど扱われませんが、長野。
被災地では3月11日の2時45分まで営まれていた
その当たり前を取り戻そうと日々戦っています。

では横浜ではどうすべきか。

自粛ばかりを考えて何もしないのは
自己満足のオナニーと一緒です。

それは逆に被災した方々に対して失礼だと考えます。
必死に日常を取り戻そうとしている方々がいるのに、
その方々に何かをできないか考えているときに、
私たちが、電力で多少の不便を感じているだけの私たちが、
沈んでいる場合ではないと考えています。

人に元気を与えようと考えるとき、
人は元気でなければいけないと思います。

当たり前の日常を過ごし、力を養い、
そしてできることをする。

その出来ることというのには当然個人差があると思います。
だからこそ、個人が考える時。

自分に何ができるのか。
政治、経済、エネルギーが大転換を余儀なくされます。
これから日本という国が変わっていくときに、
まず私たちができることを考えたときに、
やはりこの屋形船はやるべきだと思いました。

大きな変化には大きなエネルギーが必要とされます。
横浜の、神奈川の、関東の、そして日本の
圧倒的なエネルギーを私たち吉田町が、
フォーチューンとスカーフェイスがまず
示していければこれほどうれしいことはありません。

あらためて今日ご参加いただいた皆様に感謝します。

本来なら献杯となるところですが、
やはり元気良く、乾杯とさせていただきたいと思います。

これからの、新しい日本に乾杯!

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