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'11 Jun. 14 11:58 PM

恐怖のムーベン

ムーベンって知ってるかい?

*内容グロ注意
 バーテンと私と同い年の者は必読!

It continues here.

朝6時に仕事を終え、
どこにも寄らずに真面目に帰宅。

できるだけ早めに起きて、
との秘書からの指令通り、
休みの日にしてはやや早めの午後4時に起床。

8時までに買い物、夕食を終え、
まずは前日準備。

なんとかっていう液体をコップ一杯の
水に溶かして飲む。

当然うまくはない。

2時間ののちトイレですっきり。

お茶は飲んでいいらしく、
ちびちびと。

早起きしたこともあり、
珍しくお酒も飲まずに
夜2時ごろにはどうにかうとうと。

早朝5時半に起きて
いよいよ決戦の準備。

取り出しますはムーベン。

これはでかすぎだろ!と突っ込まずにいられない
ヴィニールの容器が二つ折になっていて、
その中に白い粉末がたっぷり。

冷水をまずは半分(1リットル)入れて
シャカシャカ振り、粉末を溶解。

その音で秘書が起きてきた。

前夜から私に付き合って食事をとらなかった。
食べることがあんなに好き(好きになった)な秘書。
つらい思いをさせてすまん。

もう半分の冷水を入れてよく混ぜて完成。

コップに移しながら飲むのだが、
約200ミリリットルずつの小分けにして
始めの3倍は15分以上かけて飲む指示。

微妙なポカリ風味のお世辞にもおいしいと言えない液体を
ゆっくりと2リットル飲まなければならない苦痛。

1時間過ぎ、5杯目に入った頃から
トイレとの往復が始まる。

ほぼ透明な液体になるまで出し続ける。
要するに体に洗浄液を入れ
がしゃがしゃと振り、きれいにするということ。

最後の一杯を飲み終えたときは
思わずガッツポーズとともに雄叫び。


さすがにベルトの穴が一つ引き締まる。
体が軽い。
そして空腹。

秘書に付き添ってもらってM医院へ。

1階で受付をして2階で着替える。
後ろがぱっ借り空いたズボンに下着を着けずに。

検査を受ける人が結構多く、
2階で待っていた秘書は
同じ説明を何度も耳にし、
あの説明だけする仕事なら明日からできると豪語。

それだけの仕事ではないと思うよ、秘書…。

着替えた後3階に移動しなければならないのだが、
私はぼえぇっとして
2階でムーベンを必死に飲んでいる人たちと一緒にいた。

大変なんだよなぁ、などと眺めていたら
3階で呼ばれているとのこと。

急いで行ったらとどめの洗浄が待っていた。

そして可動式のベッドに
左側を下にして横向きに寝、
からからと検査室に移動。

医者から驚くような言葉。

『お酒くさいね。朝まで飲んでた?』

飲むかい!!
我慢に我慢してムーベン真面目に飲んできたわい!

それでも匂ってしまうほどなのかな…
さすがに反省をしていると
鎮静剤を注射された。

『眠くなる薬も入れますよぉ』
と言われ、そうなんだとぼんやり聞いていた。

次の瞬間ベッドが移動を始める。

ここで検査するんじゃないのか?
いちいちめんどくさいことするんだなぁ。
と思いながら複数の患者が横になっているスペースへ。

こいつらはもう終わっているのか?

しばし時間が空くようなので目を閉じる。

なかなか検査が始まらない。

5分ほど経ったころか、
『それでは起きてください』と看護師。

このまま検査するのではなく、歩いて移動?

ベッドから起こされ、指示されたところに行くと
それでは先生から呼ばれるまで
テレビ前のロビーで待っていてくださいとのこと。


…どういうこと?

ぼんやりテレビを見てみると時間が異常に過ぎている。

まさか・・・

10分後医者に呼ばれる頃には
大体の予想はしていたが、
本当に検査は終わっていた。


薬を注射された後、
眠くなるという感覚もないまま、
気絶したらしい。

薬って怖いですね。

結果としては
ポリープも癌も見つからず、
大丈夫とのこと。

本当にホッとしました。


いつも朝まで酒飲んでるバーテン仲間。
そして、私と同い年の仲間たち。

きつい思いはするが、
絶対に検査やっといた方がいいぞ!!!

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