« 吉田町まちじゅうビアガーデン中止のお知らせ | Top | 第3回 チキチキ○×塾Bar Scar Face校 定期テストォ〜 »

'11 Aug. 24 10:27 PM

『かんざし』絶品でした!

ようやくこれがアップできた。

DSCN1407.JPG

【これが『かんざし』】

稲庭うどん『かんざし』は、
稲庭うどんを製造するときにうどんを桁に掛けて延ばした
一番上と下の部分です。

伝統の4日間行程で熟成を繰り返しながら造り上げる後文の稲庭うどん。

かんざしうどんは二次製品ながら、
麺の味わい、喉ごしの良さはそのまま生かされております。

曲がった部分がやや厚めになっており、
麺の厚さの違いが独特の食感を出します。

It continues here.

話す内容の7割〜8割が食べ物のこと。
残りはスポーツやその他で、
まあ飽きもせず食い物の話ばかりと思われるかもしれないが、
このお客様とはそれで、いや、それが楽しくて仕方がない。

そんなにいつも美味いものをくらっているわけではありませんが、
やはり食べることにはこだわりたいし、楽しみたい。

私と同じく美味しいものには目がないそのお客様は、
仕事の関係で新潟、長野、秋田、
果ては研修(自費らしい)で上海にまで行くことがあり、
その都度ご当地のおいしいものを食べてくる。

出張なるものと全く縁のない私の仕事。
最近は日帰りで、まったく面白くない出張ばかりだと
多くのお客様からは聞いてはいるものの、
知らないだけに、ぼんやりと空想してしまう。

仕事が終わったら近場の美味い物をたらふく食べて、
2軒目にはやや騒がしくワイワイとお酒を。
そして3軒目にはしっとりとバーで飲んだりして
朝ホテルをゆっくりとチェックアウト。

それじゃただの旅行だよ…

出張がそんなに面白いものでないことは分かっているものの、
やはり知らない者は勝手な妄想を働かせる。

そんな妄想を知ってか知らずか、
先のお客様は実に美味しそうに話をする。

いつ頃だったか定かではないが、
秋田の稲庭うどんを桁にかけて延ばすのだが、
その桁の部分がとにかくうまいと熱く語っていた。

四の五の言わずにいから喰わせろ!

そうは言わなかったが、当然腹の底では
いつでも消化する準備を整えていた。

それが、そんな話も忘れかけていたころにふらっと寄って
持ってきてくれたのがこの『かんざし』。

食べ比べられるように、一般(それも地元のだからうまい)の
稲庭うどんと両方買ってきてくれた。

秘書と一緒に自宅で賞味。


DSCN1415.JPG

【広がっている所のアップの図】


正直びっくりした。

普通の稲庭もやはり期待を裏切らないうまさだったが、
かんざしはまずその食感の楽しさが際立つ。
幅広になっているところはきしめんのようで、
普通のところは当たり前のように絶品の稲庭。

昨今は便利なもので、なんでも通販で家にいながら手に入る世の中。
しかし私はたまにそうやって心とともに味わえることが
最高の贅沢であり、幸せだと感じる。
本当においしい時間をありがとう!

posted by owner

トラックバック

このエントリーにトラックバックする時は下記のアドレスでお願いします:
http://www.bar-scarface.com/main/mt-tb.cgi/321

footer logo