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'09 12. 06 01:27

クラシックは半分夢の中で・・・

オーナーに少し感心してもらって
うれしいので 追記

It continues here.

もちろん 作曲者や時代の背景を知った上で
演奏を聴くのは 深みがあって最高。

でもうっかり何の予備知識もないまま
コンサートで出会ってしまった曲を聴いている時には・・・

それぞれの楽器が奏で重なる音に酔い
弦の動きはさざ波に見えて来て
(そして静かな第三楽章はたいがい長い)
やわらかい眠りに誘われるのは
ごく自然な成り行きだと思っています。

クラシックの曲には
作曲者が眠ってしまう聴衆を起こすために
メゾピアノからメゾフォルテに
急激に曲想を変えるトラップを仕掛けて
作曲したものもありますよね

作曲者や曲名やその背景を
全て知ってからその曲を聴こうとしたら
何曲も聴かない内に人生が終わってしまう
それはその道のプロに任せて

心地よい緊張感の中
数十人もの演奏者が
今 目の前にいる私達だけの為に曲を奏でる中
うとうとと夢に引きずり込まれそうになるのを
ぎりぎりのところで意識を保っている状態は
ひたすら気持ちが良くて
最高に贅沢な時間の過ごし方で
これはこれで正しく
【音】を【楽】しんでいるのだ!
と 勝手に解釈しています。

コンサートホールに入る前に
これをオーナーに伝えればよかったかな
とも思ったけれど
あんまり安心してぐっすり眠ってしまっても
きっと後から残念がるから
やっぱり言わなくて よかったことにしてください。

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