« ついつい手が出て・・・ | Top | おすすめバーボン '07 July »

'07 Jul. 04 3:06 AM

ある塾のカレンダーより '07 July

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て乗せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って呼んでみてください。

It continues here.

  今年の梅雨はラニーニャ現象の影響もあり、短く、しかし集中的に激しい雨になるといいます。日本列島は縦に長く、また、地球の軸が微妙に傾いている関係で、季節というものが生まれました。最近は地球温暖化や、都市開発などの影響から季節感が失われつつありますが、やはりその季節ごとの味わいをしっかりと感じながら生きていきたいものです。夏の暑さは、確かに厳しいです。しかし暑いからといってだらけてしまったり、集中を欠いてしまうのはよくありません。夏の暑さに涼を感じること、星の輝きに美を感じること。それは他の生物にはない、人間だけにある感覚です。身の回りの環境と、その変化をしっかりと捉え、感じ、楽しむ。それは決して難しいことではありませんが、日々の生活に流されてしまっていては、得られるものではありません。毎日を精一杯頑張る。その中で、たまに空を見て、足元を見て、自分が今どこに、どんな形で存在しているのかを確認することも大切なことです。
 小学生は小学生として最後の夏休みです。ようやく挨拶も終わり、これからいよいよbe動詞という、文法的な部分に入っていきます。毎月の文法対策テストも難易度が増します。毎日の勉強を続けながら、一生に最後の小学生としての夏休みをしっかりと楽しんでください。
 中学1年生は2回の定期テストで、中学生としてのテストがどんなものかを感じることができたでしょう。人それぞれの結果が出たと思いますが、人と比べてどうこうではなく、自分が本当に頑張れたかを反省しましょう。小学生の頃と同じ感覚で過ごしていては、中学生になった意味がありません。この夏休みで、しっかりと学習の習慣を身に付けましょう。
 中学2年生は次の定期テストまでの範囲を考えると、この夏休みが本当に重要になってきます。範囲が広いだけでなく、誰もが苦手意識を持つto不定詞が出てきます。また、これから出てくる文法は全て入試にそのまま出てくる重要なものばかりになります。毎日の練習がなければ決して理解を深めることは不可能となります。今までとはまったく違った意識を持つことを期待します。
 中学3年生は、いよいよ夏期講習が始まります。期間は1ヵ月半弱と長いですが、毎日を何となく過ごしてしまうと、終わったときに何も残りません。この講習で必ず英語を入試レベルまで習得するという意思を持って、一日一日を大切に過ごしましょう。当然数学を含めた他教科への取り組みも重要となります。特に社会、理科の1・2年の部分は一日も早く入試問題に取り組みましょう。9月には大きく成長していることを期待しています。共に頑張りましょう。

posted by owner

トラックバック

このエントリーにトラックバックする時は下記のアドレスでお願いします:
http://www.bar-scarface.com/main/mt-tb.cgi/59

footer logo