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'08 Jan. 16 12:24 AM

ある塾のカレンダーより '08 January

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

It continues here.

  新年明けましておめでとうございます。新しい年を迎えるとき、今年はどんな年にしようかと、考える人が多いと思います。それぞれの立場で様々な目標を立てると思いますが、『一年の計は元旦にあり』なる言葉もあります。物を始めるときにはしっかりとした計画と準備が必要ということです。この2008年という年を自分にとってどんな年にするかは、当然自分自身にかかっています。その目標を達成するための過程で、大きな力になれればと思っています。
  新年が来るということは、また一つ年を重ねるということ。それは人間だけでなく、日本、世界もまた一つ時代を重ねるということ。毎年大きく進化する文明の中で、何もかも簡略化されてきて便利にはなっていますが、そんな中でこそ昔からの伝統というものは重んじていきたいものです。やはり、普段お世話になっている学校の先生や、遠くの親戚、そして日々顔を合わせている友人にはメールではなく、年賀状を出したいものです。そんなに普段から手紙を書くことは無いでしょうからこそ、この機会にほんの一文でも添えて、挨拶をしたいものです。

  小学6年生は、あと少しで中学生になります。その準備は塾での勉強にとどまりません。普段の生活から一つ階段を上り、精神的に成長できるように意識して欲しいと思います。英語をはじめとして様々な教科に対する意欲をしっかり持って取り組むと共に、家の手伝いなど、自分にできることを見つけていきましょう。

  中学1年生は英語の基礎的な部分がだいぶ固まりつつありますが、その分頭に入っている多くの情報を整理できていない生徒が見受けられます。単語・熟語と文法、そして英語全体を捉えながら学習していく意識が必要です。2年生になってからのスピードアップを考えると、この冬休み中に、これまでの復習がどれだけ完全にできるかがカギになります。更なる意欲向上を願います。

  中学2年生は授業で伝えている通り、もう既に受験生となっています。3年生になると、今までの文法のそう復習的なものばかりが出てきます。今までに渡してきた様々な単語表、文法のまとめを今一度確認しながら、先の予習に取り組み、なおかつもうほぼ学習し終えている社会や理科については入試問題に取り組む姿勢が大切です。準備に早すぎるということはありません。今は入試で頭をいっぱいにするというのではなく、入試というものがどんなものかを楽しみながら知る期間だと思います。興味を持って過去門に向かってみましょう。

  中学3年生は、入試に備えての準備段階を終え、いよいよ本番です。あと一月半。6週間ちょっと。45日。1080時間。64,800分。3,888,000秒。どう捉えるか。どう考え、どう動くか。ともに頑張ろう。

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