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'08 Jul. 19 10:39 PM

すがすがしい汗 そして涙

学生さんたちは夏休みに入り、街の様子が一変したような感じですね。
青々しい五月蝿さがそこかしこに響く時期になりました。

It continues here.

機会があって、今日ある中学校のバレーボールの試合を見てきました。
長年続いてきた伝統のある部活が、顧問がいないとの理由で今日負けると廃部が決まる。
学校について、教育について、昨今特に問題が噴出していますが、
それについては、今は語らず。
どうにもテンションが上がらないんですよね、その方面の話題に対して。
あまりに程度の低い問題ばかりなもので。

第一試合には間に合うことができず、しかしどうにか勝ち進んだようで、
あそこで負けていたらと思うとやばかったです。

第二試合では、もしかすると市で一番強いかもと言われている学校。
廃部が決まっていて、三年生しかいない学校と、強豪校。
人数の差から、試合前の練習から活気が違うのは仕方の無いところですが、
それでも一生懸命に声を出している生徒たちに何かを伝えられた感じがします。

試合は確かに一方的な展開。それでも相手のミスや、頑張って拾い続けての一点が
本当に嬉しく感じました。
日本代表の試合をテレビで見ているときなどは、点数が大きく離れてしまうと
見ていられなくなってしまうたちなのですが、今日の試合はまったく別の感覚で見れました。

学校の体育館と言うものは本当に暑いもので、汗が止まりません。
柔道の会場も経験しましたが、それもすごかったのですが、たまには良いものですね。

今日、様々な想いで三年間を過ごし卒業していった生徒たちの思い出と共に
伝統ある部活が一つそっと幕を下ろしました。

時代の流れなどと言う言葉で片付けられない、やりきれない思いが残ります。
しかし今は今日頑張った生徒たちと、その土台を作ってきた卒業生たちと、
長年指導してきた顧問の先生と、周りから支えてきた先生方と保護者の方々に
本当にお疲れ様と伝えたいです。

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