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'11 Jul. 29 8:19 PM

明治からの伝言 第2幕・チェックイン編

ようやく時間が取れたので、続きを…

DSCN1363.JPG

【ホテル入口 威厳ありすぎ…】

It continues here.

大涌谷でのきゃいきゃいとした時間を終え、
今一度登山鉄道で宮ノ下駅を下車。

ホテルのはす向かいにある、
以前は〜だったという喫茶店へ。

駅伝でおなじみの国道一号を眼下に見ながら
私は美味しい珈琲、秘書はパフェで
レトロな時間を楽しむ。

いよいよチェックイン。

本館入口をはいると荘厳な階段を上って2階のフロントへ。
厳格な、ややかしこまったような応対を想像していたが、
以外にも結構フランクな感じ。

若めのお嬢さんが部屋まで案内してくれた。
日本で初めて作られたこのホテルは
外国人向けに設計されたということで、
入口もとにかくでかい。

多少の説明をもどかしく聞き、
はやくぎゃぁぎゃぁ騒ぎながら部屋中を見たかったが、
4時からと4時半からのどちらかから
館内の案内ツアーがあるので是非との声に驚く。

4時からそのツアーに参加しようと思っていた私達だったが、
4時半からでもいいのなら少し休みたかったので助かると思ったからだ。

部屋でゆっくり一服して集合場所のフロントへ。

おや…
ツアーで集まっているような人が明らかに誰もいない・・・
しばらく待ったがらちが明かないので、
近くにいたスタッフに声をかける。

「何を言っちゃってるんだろう、この人は…」と
明らかに困惑の表情を、さすがプロ、隠しながら
しばらくお待ちください、といい笑顔。

フロントで3人ほどが緊急会議。
明らかに苦笑いをしているが、ちらちらと私たち、
いや、私の顔を確認したのを見逃しませんでした。

結局はチーフスタッフが特別に私たち二人だけを、
しかも通常30分で終わる説明を丁寧に1時間以上かけて
案内してくれた。

いかつい顔ってときにはいい思いもできるんだなぁ…

西洋館の外から、つまり私たちが宿泊する部屋の前から説明が始まる。


DSCN1304.JPG

【写真 西洋館全景】


ここで私たちの部屋が、以前美智子さまがご成婚の前に
ご家族で泊まられた部屋であることを知る。

何とも言えない喜びと運のよさに震える。

本館2階のテラスから館内に入り、ほぼすべての施設を
こと細かく案内していただいた。

館内はまさに全てが博物館。
あらゆる意匠に細かい配慮と誇りと、
そして時間の強さを感じた。

宿泊と朝食のついたプランだったので、
夕食は近くのイタリアンレストランへ。

以前信用金庫だったという変わった前歴を持つレストラン。
入口が3か所もあり、2階へあがるエスカレーターも、
金庫の扉もそのまま利用しているせいで、
デッドスペースが異常に多く、それが妙に面白かった。

料理は非常においしく、
特にすっとさりげなく出されたパンとバターが異常にうまかった。
あのコンビがあればいつまでも、
それこそいつも秘書に怒られる通り
馬鹿みたいにワインを飲み続けてしまいそうだ。
メインディッシュに私はサーモン、秘書は肉を選択し
徐々に込みつつある店内の様子を細かく確認しながら
本当にゆっくりと楽しめた。

しかし、それにしてもスタッフが少な過ぎ。
料理長とテーブルスタッフが2人のみ。

私たちはまだ空いているときに入ったから
料理も絶妙のタイミングで出てきたが、
横に座った女性2人組はサラダが出てくるまでに
間違いなく15分はかかっていた。

日曜日の夜ぐらいヘルプを頼めば
ネットのレビューで、あんなにたたかれなくて済むのに…

部屋へ帰って改めて細かいところまでチェックする。

部屋についてはより細かく書きたいので、
それは第3幕・西洋館 COMFY LODGE編で

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