'14 Jul. 02 8:28 PM

紀行 長崎 ー軍艦島編ー

食べ過ぎた朝食に苦しめられながら
出航の時間から逆算して
10時15分にホテルをチェックアウト。

火曜日の朝と言うこともあり、
ハウステンボスにはまだお客さんはまばら。

いよいよ上陸の日。

≪端島が最も軍艦らしく見えるスポットからの一枚≫

幼きころに乗ったはず、しかし記憶はほとんどない市電。
以前は横浜にも走っていたと聞く。

長崎の市電に乗るのは当然初めてで、
その多さにまずは驚かされる。

「ひっきりなし」とはまさにこのことと見ればわかる。
次の電車がすぐ後ろに迫ってくるのだ

そして運転は荒い。
結構ゆられながら心は港へと急ぐ。

向かいの港に日本に6隻しかないというイージス艦が
普通に寄港していたのには驚かされた。


≪現在の最新鋭の軍艦≫
上の写真が軍艦と誤認されてアメリカ軍に攻撃されたのがうなずける・・・

外海のやや高い波に揺られてしばらく。
遠くからその姿を初めて確認した時には
鳥肌が立ちました。

まさに異様。

そして上陸。
言葉が出ない。


昭和49年4月20日に最後の一人が島を離れる。
それから崩壊が始まり、その崩れゆく姿を
様々な人々の思いが今こうして観光という形で
多くの人間の目に移す。

今残っているものを修繕を重ねながら後世に残すというのではなく、
無くなっていくその過程を遺産として残そうという考え。
それが来年この軍艦島を世界遺産として登録する理由だと聞く。

実際に目にすると震える。
ここが当時世界最高の人口密度を誇り、
ここから産出された石炭が明治以降の日本発展の文字通り原動力となったこと、
そしてそれが時代の流れで取り残され、廃墟となり、今に至る。


≪かつての小・中学校 崩壊を防ごうと設置した支え棒もぐりゃり≫


≪日本最古の鉄筋アパート 大正5年だそうだ≫

正直的確な言葉が浮かばない。

神社仏閣を見るのとはまた違った
心を揺さぶられる時間となった。

近いうちとは言わないが、またいずれ行くような気がする。

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'14 Jul. 02 7:36 PM

紀行 長崎 ーハウステンボス編ー

1年ぶりの旅行、
7年ぶりの飛行機、
40年ぶりの九州。

16年間の教育界からの卒業祝いを兼ね、
長崎に行ってきました。


 
≪飛行機からの富士≫

月曜日、朝。
5時過ぎに自宅を出発し、随分前に改装されたという
羽田空港へ電車で滑り込む。

1時間ちょいで、着いたは長崎。

梅雨のど真ん中とはいえ、晴れ人間二人がそろえば
当然雨雲は引っ込む。

空港からのバス
(知ってました?長崎空港からはバスかタクシーか船でしか
移動できない、つまり電車が乗り入れてないんです)
で1時間半ゆられて、目的地はハウステンボス。

入口近くのJALホテルに荷物を預け、
さっそく入国。

細かくはきりがないので書きませんが、
正直、期待を大きく上回る。

アトラクションの内容や、設備には
まだまだ改善の余地がたっぷり。
工事中の個所が多すぎていたり、
アトラクション会場の横で次のアトラクションの準備を
普通にやっていたりと、その辺は総括的に誰かが
指導すれば格段に良くなるでしょう。

まず何よりも良かったのが会場全体の雰囲気。
オランダの街並みは、当然行ったことはありませんが、
実際に住んでいる方もいて、ただ造られたものと言うのではなく、
まち全体がしっかりと生きている印象。
張りぼての窓や川や橋ではなく、実際に使われている。


≪中央にあるタワー展望からの夜景≫

風車の横を歩いていて、本当に心がゆったりできた。

私はあまりアトラクションには興味がなく、
返って千葉あたりにある東京〜ランドなどよりは
よっぽど気に入った。

そして思いのほか料理がよかった。
何気なく食べた皿うどんが、本当においしかった。

食べる必要はないかと思った佐世保バーガーも
バンが美味しく、あっという間に完食。

時間的に1日ですべてを見るのは厳しい広さだったが、
事前に見たレビューでの評判の悪さは全くなく、
(一人だけ、バーガーを買ったショップの店員が
異常にテンションが低かったが・・・)
ディナーも閉店ぎりぎりに入ったにもかかわらず、
「時間を気にせずゆっくりしていってください」
と声をかけてもらい、いい気分で味わえた。

アトラクションに期待していく方や、子供はおそらく
面白くはないであろう。

限られた時間の中で、しかしゆったりと過ごしたいという方、
少し乱暴な表現になるかもしれないが、
アメリカ的な空気ではなく、ヨーロッパ的な空気を好む方なら
おそらくたまらな気もちのいい時間を過ごせるであろう。

翌日の、本当に楽しみにしている目的の前に、
思いのほかうれしい時間を過ごせたことに感謝。

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'13 Jul. 09 3:43 PM

癒され旅 in 2013 伊東〜箱根

≪伊東の宿泊先からパシャり≫

 7月後半からの怒涛の日々を前に温泉で骨休め。

伊豆へ向かうのはもうお手の物。
バイパスから東名に入って、海老名のインターまで家から30分もかからず。

今回は海岸通り沿いの元々保養所だったようなところで
あっという間にチェックイン。

近くの海岸に散策に出ると、海に触れたのが何年振りだか思い出せない事に気づく。

まだ海水は冷たく、しかしとにかく気持ち良く。


昭和の匂いたっぷりのホテル。
10組ほどの宿泊客と大浴場では全く蜂合うことなく温泉は貸し切り状態。

施設としては取り立てて書く事のないホテルでしたが、
ベッドのスプリング感が好みにばっちり合った事が
こんなに体を休めてくれるとは!

朝10時にチェックアウトという事でいつもより早めに行動開始。

向かうは彫刻の美術館。

その間にある伊豆スカイラインがとにかく気持ちいい!
快晴の中、はるか遠くまで見通せるあの景色は
めずらしくもう一度訪れようと私に決意させてくれました。


帰路は高速に乗らず、ひたすら国道1号を進みました。
原宿の交差点があんなふうになっている事にはびっくり。

帰宅してシャワーを浴びると運転中は感じなかった疲労が一気に噴き出し
気絶するように就寝。


たまにはのんびりする必要がある事を、改めて痛感しました。

さて、7月は第4土曜日からビアガーデンが始まり、
8月には第2、第4土曜日にビアガーデンが2回。

9月にもイベントが重なり、忙しくなりそうです。

梅雨も明け、猛暑が期待される今年の夏。
頑張って楽しく乗り切りましょう!

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'11 Aug. 10 9:14 PM

明治からの伝言 第3幕・西洋館COMFY LODGE編

もう1カ月以上過ぎてしまいましたが、
興奮、感動、関心はやまず、
第3幕へと突入ぅ〜。

DSCN1306.JPG

【西洋館 入口右1Fが宿泊した部屋】

暗闇の中、夕食を終えて部屋へ戻ってきました。
まだ館内は多くの旅行客でにぎやかめ。

完全に暗くなる前に、庭を散歩。
目的はほたる。

運が良ければという話でしたが、
さすがにそうはうまく話が進むわけもなく、
生まれて初めてのホタル体験はお預けとなりました。

しかし、庭がとにかく広い。
部屋のすぐ近くにある中庭へと開く扉を開け、
秘書とやや肝試し的な感覚も含みつつ歩を進める。

スタッフしか使っていないところは非常に暗く、
足下では他の館とつながっている様々な建屋は
暗闇に浮かぶ姿に日本初のホテルであることの
畏怖を感じざるを得ませんでした。

明治初期から外国人向けのホテルとして建設されたこと等
パンフレットやネットで調べられることを
ここでつらつらとつづっても意味を見ないので、
極めて主観的なことを。

肝試しも終えて改めて部屋に戻り。

美智子皇后がご利用になられたという事実を知ってから
改めて見ると、やはりそのフィルターの力は大きく、
何もかもに感嘆してしまう。

まず入り口ドアがとてつもなく大きい。

DSCN1297.JPG

【比較として秘書に立ってもらうべきだった!】


これは外国人向けに作られたせいではあろうが、
それにしても天井も非常に高く、
屋内にいながら開放的になる。

控え目なシャンデリアが好感を持てる。

テーブルの上にはすでにその役目を終え、
用もなしに置かれている筆入れ(硯も入る立派なやつ)
が存在感を誇る。

アメニテイの質も非常に高く、
さりげなくロクシタンがそろえてあるところが憎い。

しかしそれらをも霞ませる程の
オーラを発揮していたのがバスルームだ。

DSCN1263.JPG

【洗面台 ドールハウスの世界が現実に…】


DSCN1265.JPG

【猫足のバスタブ 素敵だ…】


全体的に何とも瀟洒な空間である。
初めて利用する猫足のバスタブ。
洗面台には使うのをためらわせる石鹸と
それを納めている素晴らしい意匠の台座。
そしてそれらをすべて凌駕するのが
このシャワーだ。

DSCN1266.JPG

【シャワー 肝心のヘッドが写ってねぇぇぇぇぇ!】


館内にあった博物館にも保管されているものが
現役としてまだ使われていることにとにかく感動。
緑青に覆われた古さが明治からの強烈なメッセージか。

そのメッセージをどう受け取るかは使った人間にゆだねられる。

贅沢な空気に体を預け、何とも言えない幸福感に浸る。

まだまだ書ききれない。

続きは第4幕 朝食、風呂、帰宅編で

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'11 Jul. 29 8:19 PM

明治からの伝言 第2幕・チェックイン編

ようやく時間が取れたので、続きを…

DSCN1363.JPG

【ホテル入口 威厳ありすぎ…】

大涌谷でのきゃいきゃいとした時間を終え、
今一度登山鉄道で宮ノ下駅を下車。

ホテルのはす向かいにある、
以前は〜だったという喫茶店へ。

駅伝でおなじみの国道一号を眼下に見ながら
私は美味しい珈琲、秘書はパフェで
レトロな時間を楽しむ。

いよいよチェックイン。

本館入口をはいると荘厳な階段を上って2階のフロントへ。
厳格な、ややかしこまったような応対を想像していたが、
以外にも結構フランクな感じ。

若めのお嬢さんが部屋まで案内してくれた。
日本で初めて作られたこのホテルは
外国人向けに設計されたということで、
入口もとにかくでかい。

多少の説明をもどかしく聞き、
はやくぎゃぁぎゃぁ騒ぎながら部屋中を見たかったが、
4時からと4時半からのどちらかから
館内の案内ツアーがあるので是非との声に驚く。

4時からそのツアーに参加しようと思っていた私達だったが、
4時半からでもいいのなら少し休みたかったので助かると思ったからだ。

部屋でゆっくり一服して集合場所のフロントへ。

おや…
ツアーで集まっているような人が明らかに誰もいない・・・
しばらく待ったがらちが明かないので、
近くにいたスタッフに声をかける。

「何を言っちゃってるんだろう、この人は…」と
明らかに困惑の表情を、さすがプロ、隠しながら
しばらくお待ちください、といい笑顔。

フロントで3人ほどが緊急会議。
明らかに苦笑いをしているが、ちらちらと私たち、
いや、私の顔を確認したのを見逃しませんでした。

結局はチーフスタッフが特別に私たち二人だけを、
しかも通常30分で終わる説明を丁寧に1時間以上かけて
案内してくれた。

いかつい顔ってときにはいい思いもできるんだなぁ…

西洋館の外から、つまり私たちが宿泊する部屋の前から説明が始まる。


DSCN1304.JPG

【写真 西洋館全景】


ここで私たちの部屋が、以前美智子さまがご成婚の前に
ご家族で泊まられた部屋であることを知る。

何とも言えない喜びと運のよさに震える。

本館2階のテラスから館内に入り、ほぼすべての施設を
こと細かく案内していただいた。

館内はまさに全てが博物館。
あらゆる意匠に細かい配慮と誇りと、
そして時間の強さを感じた。

宿泊と朝食のついたプランだったので、
夕食は近くのイタリアンレストランへ。

以前信用金庫だったという変わった前歴を持つレストラン。
入口が3か所もあり、2階へあがるエスカレーターも、
金庫の扉もそのまま利用しているせいで、
デッドスペースが異常に多く、それが妙に面白かった。

料理は非常においしく、
特にすっとさりげなく出されたパンとバターが異常にうまかった。
あのコンビがあればいつまでも、
それこそいつも秘書に怒られる通り
馬鹿みたいにワインを飲み続けてしまいそうだ。
メインディッシュに私はサーモン、秘書は肉を選択し
徐々に込みつつある店内の様子を細かく確認しながら
本当にゆっくりと楽しめた。

しかし、それにしてもスタッフが少な過ぎ。
料理長とテーブルスタッフが2人のみ。

私たちはまだ空いているときに入ったから
料理も絶妙のタイミングで出てきたが、
横に座った女性2人組はサラダが出てくるまでに
間違いなく15分はかかっていた。

日曜日の夜ぐらいヘルプを頼めば
ネットのレビューで、あんなにたたかれなくて済むのに…

部屋へ帰って改めて細かいところまでチェックする。

部屋についてはより細かく書きたいので、
それは第3幕・西洋館 COMFY LODGE編で

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'11 Jul. 11 6:37 PM

明治からの伝言 第1幕・大涌谷編

ついに念願の宮の下・富士屋ホテルに宿泊。

まずはチェックイン前に行った大涌谷の報告ぅ〜。

DSCN1224.JPG

【大涌谷と秘書後ろ姿の図】

横浜から車で1時間チョイ。
箱根駅伝で5区のランナーが駆け上がる
とてもではないが人間が走る坂とは思われない坂を
車で行くと、正月の中継で見慣れた風景。

11時過ぎには到着でき、
車を置いてまずは箱根登山鉄道へ。

強羅から真っすぐ伸びたケーブルカーで
早雲山へ。
そこから念願のロープウェイで大涌谷へ。

動画を載せられないは、データが重すぎるのと、
前に座ったどっかの親父が
あたかも旅の主役のように
画面の中心に入ってしまったから。
自分のせいとは言え、見直してみてムカついた…。


深い森林のはるか上空を
想像を上回るスピードで進む。

DSCN1212.JPG

【ロープウエイから見た景色の図】


いよいよ大涌谷に差し掛かる瞬間。
峠を超える感じでロープウェイが進むと
まずは一気に硫黄のにおい。
そして眼下には写真では伝えきれないほどの迫力で
大涌谷が出現。

DSCN1219.JPG

【大涌谷上空からの図】


ところどころ真っ黄色になっていて、
異様な雰囲気を醸し出す。

ロープウェイを降りるととにかく風が強いことに驚く。
梅雨本番の7月3日ではあったが、
そこは晴れ男である私と晴れ女である秘書が
タッグを組んでの旅行となれば
晴れるに決まっている。

ひとまず昼食と考えたが
いちばん近いレストランは
日曜の昼時とあって超満員。

しばし歩くとまたすぐにレストラン。
ここはお土産屋にもなっていて、
そこもやはりウエイティングが多数。

さらに奥に進むと駐車場があり、
そこのレストランはかろうじて空席あり。

黒ラーメンなるものを注文。

DSCN1226.JPG

【黒ラーメンの図】

はっきり言ってうまくなかった。
しかも観光地値段で高い!

おなかも落ち着き、本腰を入れて頂上へ。
なかなか厳しい階段を
みんな律儀に左側通行を守りながら頂上を目指す。

登頂(ちょっと大袈裟か)すると
やはり名物のこれを食べねば。

DSCN1234.JPG

【本物黒たまごの図】

熱々の状態で、しかもあの場所で食べるからか、
最高においしかった!(殻の掃除が大変そう…)

帰りのロープウェイは秘書と二人で貸し切り状態。
すれ違った小学生たちに手を振ったりと
中学生のように二人できゃいきゃい騒ぎながら
ホテルへと帰って行きました。

⇒第2幕・チェックイン編へと続く。

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'10 Dec. 11 8:44 PM

行ってきました江戸 Vol.2

つづきです。

DSCN0941.JPG

【朝、スカイツリーを眺める秘書のバックショット。素敵。】

普段の旅行では、早起きだし、
あれだけ歩いて、あれだけ食べたら
即気絶で、爆睡というコースなのに、
なぜか眠くならない。

寄席での感想を秘書と話しながら、
結構な時間まで起きていた。

寄席の最後を飾った林家種平という噺家のことだ。

種平の声かけで、今回の寄席のメンバーが決まったそうで、
当然そういう存在ということは相当の兄弟子のはず。

ところが話がまったく面白くなかったのである。
映画とは違い、本当に残酷で厳しいと思ったのは、
正蔵が終わった途端に帰る客が数十人。

何でだろう?と、その時は半分苛立ちながら見ていましたが、
種平が話し始めてからよくわかりました。

確かに落語、寄席は料金が安い。
そして、非常に近くで感じられるあのライブ感は最高だ。
しかし、面白くなければ見る必要はない。

接客業に身を置いているものとして、背筋が凍る思いで
つまらない話を聞きました。

翌日、月曜日の朝であり、錦糸町ということで、
ごくごく平凡なバイキングの朝食をとりながら
外を速足で歩くサラリーマンたちに
ちょっとした優越感を覚えました。

普段も昼の仕事の方たちが働いているときに寝て、
寝ているときに働いている私たちバーテンダー。
旅行も、やはり曜日がずれて、不思議な感覚。

もう一度軽く寝てからチェックアウト。
車で向かうは浅草。

市営の地下駐車場に止め、地上に出ると目の前にこれ。


DSCN0949.JPG

【浅草・雷門です! やはりでかい!!】

人力車の人が気軽に声をかけてきて、
秘書と一緒に撮ってもらいました。

門をくぐって仲見世通りをてとてとと歩く。
私はいつものように勘違いをしていて、
「仲見世通りでは焼きそばを食べるんだ!」
と意気込んでいたら秘書に
「仲見世通りを夜店のあるお祭りと間違えている・・・」
と、絶句されてしまいました。

知らないものは仕方がない!

なら、仲見世とはどんなもんじゃい?と、
やや上から目線で入ってみると、
なるほど、お土産や、名物のお菓子が所狭しと並んでいる。

秘書は裏から見た、あの何故か錆びた赤色で統一され、
全ての裏口に鍵のかかったスペースがあるのが面白いと言っていた。

相変わらず面白い視点でものを見るなぁと感心。

そのまま浅草寺に行き、金額に全く見合わない数のお願いを
してきました。
このブログを見た人は来年いいことがあるはずです。

浅草寺に一番近い人形焼き店で焼き立てのを4つ購入。
秘書がぱくついているのを一口。
甘いものが苦手な私が二口食べれたことで
ここの人形焼きがどれほどおいしかったが理解できるでしょう。

甘さが控えめで、熱々。
相当古くから、それも一番いいところでやっていけている理由が
良くわかりました。さすがです。

五重塔で写真を撮ろうと苦労してたら、
えらいハスキーボイスなフランス人の女性が
撮ってくれました。


DSCN0964.JPG

【ブログ初のツーショット、犯罪者ではありません】

そして、最も行きたかったここへ。


DSCN0975.JPG

【そう、花やしきぃ〜】

入ってびっくり。
とにかく狭い!!!!
ぱっと見渡して、ほぼ全てのアトラクションが確認できる。

やはりここに来たら絶対乗りたかったジェットコースターへ。

日本最古らしく、一周するのに一分かからず、
次から次へと乗せては走り、降ろしては乗せを
延々繰り返していました。

動画を取ろうとカメラを構えていたら怒られました。けち。

約50秒ほどの、それでもなかなか面白い時間です。
是非皆さんにも体験してもらいたいです!!
(これは、がっかりさせるためのふりではなく、本気で)

お菓子の家に入って思いのほか早く回転するアトラクションの中から
同じ目線にスカイツリー、眼下に浅草寺を確認しながら
しばしぼえぇ〜っと。

花やしきまんじゅうはいまいちだったので購入せず、
そのままかっぱ橋の方へ移動。

永井荷風も訪れたというどじょう屋の老舗へ。
どじょうは秘書が怖がっていたのですが、
(秘書の怖い食べ物 
 眼の大きい魚やイカ⇒じっと見てて怖いから
 分厚くて大きな内臓系の肉⇒強すぎて男が食べるものだから
 小さくて目が付いている魚⇒みんな(魚)がこっちを見てるから
   ・・・見てないってば)
私はどうしても一度本物を食べたくて来てみました。


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【火にかけられる前のどじょうさんたち、確かに少しグロ?】


DSCN0987.JPG

【火が通り、ネギが乗せられ、おいしそう】

秘書は柳川でどじょうさんたちを隠しながら食べていました。

隣に座ってた親父が、これまたうまそうに喰いやがんだ。
明らかに食べ慣れてる風で、ネギを上手に箱からすくい、
こんこ〜んとどじょうに乗せるとちょいちょいっと箸で
つつきながら熱燗をくいっと。
ちょうどいい塩梅かなぁってころに
「熱燗もう一本」ときやがる。粋ってやつやね。

かっぱ橋のぐるりを歩き、神谷バーで電気ブランを買い、
秘書が食べたかった海老が4本乗っている天丼は
次回にあきらめ、翌日の飯を買い物し帰路へ。

浅草。はまる人がいるのが本当によくわかりました。
面白い!

次回の旅行はどこに行こうか。それを選ぶことに関しても
少し幅が広がった、いい旅でした。

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'10 Dec. 07 3:15 AM

行ってきました江戸 Vol.1

これまた一週間前の報告になります…
秘書の静養と、私のこれから忙しくなる前の
ちょいとした息抜きを兼ねて、
普段は行くことのない江戸へ行ってきました。


DSCN0934.JPG

【宿泊した東武ホテルから見えるスカイツリー、でかい!】

例年、この時期には近場の温泉へ行くのですが、
今年は秘書の要望があり、なかなか行くことのなかった
東京を満喫する時間にあててみました。

行く前にお客様にどこに行くのかを尋ねられて、
「東京」というと、いまいち反応がよろしくなかったのですが、
「浅草」と言うと、納得してくれる方が多く、
実際に行ってみると、これが楽しい!

まずは錦糸町の東武ホテルにチェックイン。
荷物を預け、部屋には入らずにまずはお出かけ。

最初に向かったのは隣の両国。
電車で、しかも周りは通勤やら通学やら普通の人がほとんどで、
どうも旅行をしている感が薄かったのですが、
到着して、まずはちゃんこ屋へ。

下調べの鬼である秘書の勧めで入ったところが
とにかくおいしかった!

DSCN0896.JPG

【海鮮ちゃんこの写真】

だしの味が良く、このあと数時間後にまた夕食を食べる予定を
すっかりと忘れてご飯をお代わりしてしまいました。

次に向かったのは江戸東京博物館。


DSCN0904.JPG

【江戸東京博物館&下の方に私の頭の図】

大学生の頃、ゼミで言ったことは覚えているのですが、
大学のゼミではどこに行く時にも酔っていたので、
中で何を見たのかさっぱりおぼえておらず、
今回がほぼ初めての状態。

しかし、正直な感想としては、
資料の量や、規模は圧倒的に上回るものの、
やはりそこに住んでいないということで、
以前行った神奈川の県立歴史博物館への思い入れに比べると
ちょっと薄い感じで見てしまいました。
これは決して江戸東京博物館が良くないというのではなく、
見る側の気持ちの入れようなので誤解のないように。

両国からタクシーで向かうは浅草。
国際通り、オレンジ通りとゆっくりと歩き、
仲見世通りや、かっぱ橋が近いことに驚き、
明日の楽しみにしながら食事どころを探す。

一泊二日で、食べたいものがどうしても多く、
どれを優先させるかが大きな問題でした。
私と秘書の中で、食事の問題はとても大きい。
なぜならよく食べるから…

で、この日の夕食は、お客さまに勧められた
今半の牛丼。
さて、困ったことが起きました。
今半が、下調べをした段階で、3つある。
浅草今半の本店と支店。
そして新仲見世通りにある今半本店。
浅草が付いている2店と今半本店はどうやら別モノのよう。
本店では牛丼は一日20食限定で、日曜の夜にありつけるか不安。
今半本店はその時いた場所からちょいと遠い。
そして入ったのがオレンジ通りにある浅草今半。

おいしいが、やはりいい値段。
私の食べた牛丼がこれ。


DSCN0924.JPG

【牛丼の写真 1500円(税抜き)なりぃ〜】


そして秘書が食べたステーキ丼がこれ。


DSCN0925.JPG

【ステーキ丼の写真 2600円(税抜き)なりぃ〜】

ステーキ丼は牛丼の倍近くの値段で
やはりちょくちょくは食べれない代物だなぁと
その肉の厚さと柔らかさを確認しながらつくづく…

普段なら早起きをして、これだけ食べてしまうと
気絶するように寝てしまうのだが、
浅草の、あの独特の空気がいい刺激になったのか、
まったく眠くならなかったのです。

オレンジ通りの終わり右手に、有名人たちの
手形がたくさんある場所を見ながら左折。
そして、一日目の目的のメインへと近づいて行きました。


DSCN0928.JPG

【演芸ホールの写真】
 
ご存じ浅草演芸ホール。
初めての寄席。
林家一門が多く出ていて、
喜久蔵、たい平、正蔵など、テレビでもなじみの顔が
すぐ近くでしゃべっているのはやはり不思議な感覚でした。
途中に出てきた漫才の若手や、曲芸もなかなかおもしろく、
仲入り後の7時から9時半までをあっという間に感じさせる世界に
驚きを覚え、やはりあのしゃべり、間、
接客業として勉強になることが多くありました。

ようやくホテルの部屋へ。
夜はほぼ真っ暗で部屋の売りである
『スカイツリーが見える』を全く実感できませんでした。

部屋には冷蔵庫があるだけで、ドリンク等は目の前の
コンビニで調達。

そこで買ったのがビール2本とこれ。

DSCN0996.JPG

【おいしそうには見えますよね…】

この写真を見ると、フォアローゼスのブラックの
ハイボールだと誰もが思いますよね?

一口飲んでびっくり。
なぜこんなに甘くすんの?
ハイボールじゃないじゃん!
そしてとにかくまずい!!!!

ぶつぶつと不平を言いながらも最高だった一日を反芻しながら、
二日目がまた楽しい日になるように願いながら就寝…

つづきます・・・

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