'10 Dec. 23 11:38 PM

ある塾のカレンダーより November in 2010

塾を始めて10年目。
来年のカレンダーから、しばらく
コメントは無しで、味気なくはなりますが、
ただの暦としてのカレンダーにします。

いろいろ思うところあって…。

というわけで、今回で
塾のカレンダーを載せるのは最後となります。

今までつたない文章にお付き合いいただき、
ありがとうございました。

当然カレンダーのコメントとしては
そのことには触れていませんが。

あ、ブログは続きますので
今後ともよろしくお願いします。

早いもので2010年もあとひと月となりました。

Time flies like an arrow. 『光陰矢のごとし』
とはよく言ったもので、
本当にあっという間の一年だったと思います。

時間というのは良く便利に使われます。
つらいことを忘れるには時間が必要だとか、
時が解決するだとか。

しかし、時間というものはそんなに都合のいいものではなく、
乗り越えよう、頑張ろうと努力し続けた結果、
その積み重ねとしての時間が
さまざまな事象の解決へと導いてくれるのだと思います。

日々、その時その時にちゃんと向き合い、
全力を尽くしていますか? 

これは自問にもなっていることですが、
どうしても自分に負けてしまう時があります。
そう感じた時ほど、
より意識を高められる人間になりたいものですね。


中学1年生はどうしても欠席が多く、
なかなか授業に集中する時間が継続できません。
まずは授業に出ること。

そして、それを続けることによって、
さまざまな知識が積み重ねられていくことを学びましょう。
来年は2年生です。
この冬休みで、一皮むけることを切に願います。


中学2年生は、来年いよいよ3年生になります。
最後の定期テストまであと2ヵ月半。
授業中に伝えたとおり、
半年後に急に走りだすとアキレス腱を切ってしまいます。
今のうちからしっかりとした準備運動、
助走をつける意味で、家庭学習の充実を期待します。
 

中学3年生。
ついに最後の講習がやってきます。
いよいよという感じですが、パニクる必要は全くありません。
やれることをしっかりとさぼらずにやること。
人間できること以外はできないのです。
しかし、そこで重要なのが自分に嘘をつかないこと。

やり残しがないように、
日々振り返りながら時間を大切に使いましょう。

授業は各教科週一回と考えると、
1月末までで9回ずつしかできません。
2月に入るまでに10回授業ができないという
今の状況をいかに深刻に考え、
何をするか、しっかり計画立てて勉強しましょう。

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'10 Oct. 12 7:59 PM

ある塾のカレンダーより September & October in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

 先月はあまりのばたばたでこのカレンダーを載せることができなかったので、
9月、10月の2カ月分です。

【September 2010】

とにかく暑かった今年の夏。
今月もまだまだ暑さは続きそうで、
体調管理が難しいでしょうが、
何とか乗り切りましょう。

そして、この暑さのせいで、
今年は秋が短くなりそうとの予報が出ています。
海水温が上がり、東京や横浜は亜熱帯気候に近づきつつあり、
昔ながらの季節感というものはもうだいぶ薄く
なってしまったようにも思われます。

しかし、そんな中でも月日はしっかりと流れていきます。
時間の流れにしっかりとついていき、
自分のなすべきことを見極めましょう。

開設して10回目の夏を迎えるたつ塾も、
生徒数の減少など様々な変化を余儀なくされていますが、
根本的には変わらない部分があると思います。
教育に関し、ただかたくなに昔ながらの方法に固執することなく、
しかし、ぶれてはいけない芯を大切にしつつ、
これから先を見据えていこうと思っています。


中学1年生はようやく疑問詞+一般動詞が終わり、
三単現に入ります。
be動詞、一般動詞、そしてこの三単現が理解できるかどうかで、
今後の文法に対応できるかが決定します。
数学も、他の教科もそうですが、
英語は特に家庭での練習なしでは上達はあり得ません。

日々の練習時間を増やすと同時に、
何気ない生活の中で英語を意識して行くようにしていきましょう。


中学3年生は長かった夏期講習を終え、
ようやく受験生としての意識が高まってきたかと思います。
学校も始まり、一日の勉強時間も、夏休み中とは違い、
意識しないと長く確保できないでしょう。
覚えたことを忘れないための復習に充てる時間と、
新しいことを覚え、身につけていく時間の両方を考えると、
どうしても時間が必要となってきます。
それには朝、学校へ行く前の時間をどう使うかがカギとなってくるでしょう。

受験を前に、少しずつ朝方にシフトしていく必要があります。
毎年この時期に伝えることですが、人間の脳は起床後3時間経たないと
フル回転し始めません。
受験直前に朝方にするのはかえって効率が落ちてしまいます。
今のうちに少しずつ変えていく努力をしましょう。


【October 2010】

ようやく残暑も終わり、急激に秋らしさが来て、
気温の変化が激しく、特に体調を崩しやすい時期となりました。
先日行われたレスリングの世界大会で、
塾の卒業生が5位に入り、
また、音楽業界でデビューするものも出ました。
塾を終え、しっかり頑張っている卒業生の姿を見ることは
とてもうれしく、みんな日々成長しているのがわかり、
私自身も負けずに頑張らねばと、
決意を新たにする気持ちです。

現在日本は非常に大きな問題を抱え、
政治的にも経済的にも大切な局面を迎えています。
中学生という立場でどのくらい知識を得て、どう考えるか。
状況の説明はしっかりとしますが、
どう考えるべきかは自分で判断しましょう。
今のうちにしっかりと状況確認する力を身につけてほしいと思います。


中学1年生は英語に関しては
全く授業が進んでいないことが不安でなりません。
まずは授業に出てくること。
体調を万全にすることは社会人になれば当たり前のことです。
考えの甘さが特に夏以降見えます。
2年生になる前にしっかりと準備するためにも、
毎日の授業を大切にしましょう。


中学2年生は徐々に塾のやり方に慣れてきたようで、
今月からペースを上げていこうと考えています。
定期テスト3では英語がないので、
その分教科書と並行しながら、基礎を丁寧に指導してきます。
英語での勉強方法が他の教科にも活かせるようにしましょう。
すぐに結果を求めようとせず、
毎日の積み重ねが少しずつ身になっていく過程を意識しましょう。


中学3年生は今月の定期テストで前期選抜の成績がほぼ決定します。
この時期に自分に厳しくできるかが、
今後の人生にも大きく影響すると考えましょう。
高校で人生が決まるわけではありません。
しかし、3年間通う環境が決まることは、
まだ若いみんなにとってはとても大きく、
その場所を決めるときに自分に対する甘えが出るようでは、
大人になってからの人格に影響が出るのは当たり前です。
前半2週間の頑張りに期待しつつ、
その後も継続して頑張れる持久力を身につけましょう。

定期テスト3が終了したらいよいよ完全に入試態勢に入ります。
2月まで一緒に頑張りましょう。

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'10 Aug. 10 10:34 PM

ある塾のカレンダーより August in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

記録的な猛暑となった7月。
熱中症への注意が、今月もより必要となります。

熱中症というのは屋外にいるときだけでなく、
室内にいてもその危険性があります。
こまめな水分補給や、空調には気を配る人が多いのですが、
忘れがちなのが塩分補給。
汗は水分、熱と同時に塩分も体外に出してしまいます。

勉強として体の仕組みをただ頭に入れるというよりも、
日々の生活の中で、自分自身の体がどのようにできていて、
どんな変化が起きるのかを知ることは、
より興味深く捉えられるのではないでしょうか。

さまざまなことを勉強している中で、
それをただやらされているという意識ではなく、
自分の知識を増やしているという感覚、
そしてその知識をいかに楽しく使っていくか
という考えで勉強して行くと、
その吸収するスピードも違ってくるのではないでしょうか。

同じものをいつもと違った視点で見ることのできる柔軟さを
身につけてほしいと思います。


中学1年生は3年生が部活を引退して、
ようやく本格的な活動へと入るのではないでしょうか。

夏休みも2週間が過ぎました。
学校の宿題で夏休みの学習が終わってしまう生徒が中にはいます。
ただやらされる宿題のみで、この長い休みを終えてしまうのは、
あまりにもったいないことです。

できるだけ多くの時間を、自主的な学習に充てられるように、
早い段階で宿題を終わらせてしまいましょう。


中学3年生は部活を引退した生徒と、
まだ大会が続いている生徒で、時間的に大きな差があるでしょう。
しかしその差は各自の意識次第だと思います。

時間ができた生徒は、その時間をしっかりと
充実させなければ意味がありませんし、
まだ練習や試合がある生徒は、
多少制限があるぐらいの方がかえって頭を切り替えやすいので
チャンスだと思ってください。

今の状況がどうであれ、みんなが受験生であることには差はありません。
学校が始まるまでのあとひと月を
全ての生徒が納得して終えられるよう一日一日を大切に過ごしてほしいです。

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'10 Jul. 03 11:24 PM

ある塾のカレンダーより July in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

 早いもので、もう夏休みがカレンダーに載る月になりました。
去年同様、日本各地には異常気象の影響と見られる現象が起こっており、
6月終盤の九州での異常な集中豪雨もその一つでしょう。

 自然の中で生きている人間が、その自然を壊すという方向を
少しでも見直そうと、各国々が、その利益とのバランスの中で
あえいでいます。
 100年先のことを1年先のことと同じ熱量で考えられるか。
それが政治であると思います。

 日本が大健闘をしているサッカーW杯決勝と同日の、
11日に行われる参議院選挙では、当然普天間問題と消費税問題が
大きな争点となるでしょうが、
それ以外にも大切な議題はいくつもあります。

 しっかりとした眼をもって投票したいと思っています。


 中学1年生は、二つの大きなテストを経て、夏休みを迎えます。
家庭学習の大切さを実感できたでしょうか。この長い休みの中で、
一つでも多くの課題に取り組み、一皮むけてほしいものです。
 そのためにも、学校から出される宿題だけでなく、
自分で何か一つでも自主的に課題を見つけ、
それをこなしていけるといいでしょう。
 当然塾からも宿題が出るので、まだ半年しか経っていない
中学での学習の中から、まだ自分が理解できていない部分を見つけ、
克服しましょう。


 中学3年生は、部活も引退し、いよいよ受験に向けて本番となります。
その一つとして夏期講習があります。
 しかし、塾で力をつけるのという考えではなく、
塾できっかけを作り、家庭学習で自分の力を練り上げていく
という感覚でいてほしいです。
 私ができるのはできるだけわかりやすく教えるということと、
やる気を出すきっかけを与えることだけです。

 実際に頑張り、力を身につけられるかどうかは、みんな次第です。

 8月28日までの長丁場となりますが、
まずは31日の補修テストでしっかりとした結果を出せるよう頑張りましょう。

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'10 Jun. 22 10:15 PM

ある塾のカレンダーより June in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

 横浜が開港されて151年。
1854年に半ば強引に開港された日本はその後、
急激に国際化が進み、紆余曲折を経て現在に至ります。

 なぜ鎖国が解かれたのか、
なぜ不平等条約を結ぶことになったのか、
その後どんな歴史を経ていったのか、
そもそもなぜ鎖国をしたのか、など、
横浜という土地を、日本という国をしっかりと学ぶためには
その歴史を知ることが大切です。

 今年から歴史を授業で始めたことをきっかけに、
横浜の歴史から、日本、そして世界の歴史にまで
勉強をし直しているところですが、
やはり歴史は面白いですね。

 どの教科もそうですが、興味を持って
より深く知ることの面白さを是非みんなにも知ってほしいと思います。

 勉強はどうしてもやらされているという意識が強くなってしまい、
そのせいでどうしても前向きにとらえられない生徒が出てきます。

 それぞれの教科が持っている特有の面白さ、
興味深さを知ることができれば、自ずと積極性が生まれてくることでしょう。

 中学生の段階でそれを望むことは難しいことかも知れませんが、
今までとは少し違った視点から今の生活を見てみるのも
いいきっかけになるのではないでしょうか。


 中学1年生は初めての定期テストを経て、
ようやく中学でのテストというものがどんなものかを
肌で感じられたことと思います。

 それぞれの反省を次のテストで活かすために、
今回のテストを受けっぱなしにすることのないようにしましょう。
次回のテストまで期間が短いので、
問題が重複することが予想されます。
間違えた問題を完全に理解したうえで次の範囲に取り組むようにしましょう。

 中学3年生はやはり勿体ない失点が多く見受けられました。
一点の重みを感じられるように望みます。
次の定期テストまでに一カ月ですが、
その間に修学旅行とバザーがあります。

部活も最後の大会が近づき、体力的にも厳しくなってくるとは思いますが、
だからこそ頑張りどころとなります。
高い意識と集中力を要求されるこの時期にどれだけ頑張れるかに期待します。

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'10 May. 07 10:09 PM

ある塾のカレンダーより May in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

ちなみに記念すべき200回目のエントリーとなります。
秘書のささやきも含め、これからもアップしていきますので、
お楽しみに。

 60年ぶりとも言われた激しい寒の戻りもようやく落ち着き、
春というよりも、一気に初夏に入ってしまったような陽気になりました。

 春の花々が、まだきれいに咲いていて、今年は花もちがよく、
気分のいいゴールデンウィークとなりそうです。

 塾は約一週間お休みとなりますが、
その休みをただ何もせずに過ごしてしまっては勿体ありません。
それぞれの学年が、それぞれの生徒が必ず課題を抱えているはずです。

 自分に足りないものを補い、得意なものを延ばす。
それは休みだから特別意識するものではなく、
日常からそうあってほしいのですが、
特に長い休みの時は、時間的に余裕があるので
しっかりと何をすべきかを考えて動かないと
時間が逆にあっという間に過ぎてしまいます。

 部活も忙しくなることでしょうが、
定期テストを17・18に控えていますので、準備を怠らないようにしましょう。


 中学1年生は、中学生になって1カ月が過ぎます。
生活には慣れてきたでしょうか。
部活や委員会が決まり、授業も始まり、
そして今月は早くも定期テストが行われます。

 英語は例年だと定期テスト1は行われないのですが、
担当の先生によって行われることもあるので、注意しましょう。
 
 どの教科もまだ少しの範囲しか進んでいないはずですので、
だからこそ毎回の授業をしっかりと聞き、
万全の態勢でテストに臨みましょう。


 中学3年生は修学旅行の準備や、
引退の近い部活動で忙しくなるなかでの定期テストとなります。
2年生での成績はそれぞれがなかなかしっかりとした結果を
出せたことは確かです。
 
 しかし、3年生になってからの成績にはそれは考慮されることはなく、
また、受験生になったということで、クラス全体の平均が
上がってくることが予想されます。

 人と比較してどうこうではないのですが、
やはり自分にできることを今まで以上にしっかりと
やらなければならない状態であることを意識しなければなりません。

 毎日の勉強時間も自然と増やしていく必要があるでしょう。
  
 まずは自分に負けないという意識が大切です。

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'10 Apr. 13 10:13 PM

ある塾のカレンダーより April in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

 春になり、新しい年度に入りました。
入学、進学おめでとうございます。

 例年の如く3月末の寒の戻りを乗り越え、満開となる桜は
地軸の、ほんの少しの傾きで生まれる季節を味わうのに
最適なプレゼントではないでしょうか。
 桜を見て、空を見て、星を見る。
時間の経つのは早いもので、もう2010年も1/4が終了しました。
あっという間に過ぎていく毎日だからこそ、
そういった心のゆとりがほしいものです。

 中学1年生。入学おめでとうございます。
小学校での思い出はさまざまあったでしょうが、
今日から新しい場所、新しい級友、新しい先生、
そして新しい教科が始まります。
 算数は数学になり、社会は歴史と地理に分かれ、
理科もより専門的になり、そして英語が加わります。
 塾では既に、非常にゆっくりなペースではありましたが
1年間やってきた英語ですので、
授業にいきなりついていけないということはないでしょうが、
だからこそ学校の授業をおろそかにすることなく、
しっかりと予習復習をやっていきましょう。
 また、学校でのテストの重さが小学校のとはまったく異なります。
小学生気分を早く拭い、中学生として一日一日を大切に過ごしてほしいです。

 中学3年生。進学おめでとうございます。
いよいよ最終学年として全ての行事に『中学最後の』という
冠詞の付く一年が始まりました。
 そして、受験生としてこの一年間を過ごすことになります。
今年は前期選抜がなくなる可能性があるようで、
入試の情報にも敏感にならざるを得ませんが、
まず何よりも必要なのはしっかりとした学力を身につけることです。
 どんな仕組みになろうが、どんな問題が出題されようが、
しっかりと対応できる力があれば心配ありません。
もうすでに終わっている社会や理科の範囲は夏休みまでに総点検しておき、
英語と数学は塾の授業にしっかりとついてこれるようにしましょう。
 夏期講習まではあっという間です。
学校の行事や部活の引退とめまぐるしく時間が過ぎていきますが、
それに流されないように一日一日を大切に過ごしましょう。

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'10 Mar. 10 5:48 PM

ある塾のカレンダーより March in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  厳しかった冬の寒さもようやくひと段落し、いよいよ卒業式の季節です。
小学校から中学校へ、中学校から高校へと、ステージが大きく変わります。
状況の変化に、いかに敏感に対応していけるかは、当然それに対する準備が
できているかにかかります。
  しかし、どんなにしっかり準備していても、予想を超える事態というのは
起こってくるもので、特に新しく中学や高校に入ったばかりの時は
正確な判断ができなくなることが多くあるでしょう。
様々な場面での判断力を身につけるうえで、そういう経験をしっかりと自分に刻んでいけるかが、学生にとって非常に重要なのだと思いますし、
またそういった能力を身に付けずに社会に出る人間が多くなってきているからこそ、
中途半端なやめ方をしたり、すぐに逃げたりする大人が増えてきてしまっている
のだと思います。
  まだこれから様々な経験を積んでいく段階の生徒たちに、社会について話すのは
早いと感じる人もいるでしょうが、中学生として、高校生として目の前にある課題を
しっかりとこなしていく能力を身に付けていくことが、いずれ大きな力となることを
考えると、今の生徒達にこそ伝えなければならない内容だと思います。
  今だからこそしなければならないこと、感じなければならないことに、
しっかりと正面から向かいましょう。


  新中学1年生は、中学に上がるまでの後ひと月で、小学生としての思い出を
しっかりと作りながら、中学生になる準備をしなければなりません。
この一年間でやってきたことは中学の授業ではあっという間に追いつかれて
しまいますが、時間をかけてやってきた分、ちゃんと頭に入っている生徒にとっては、
その理解の深さが違ってきます。
  小学での授業やテストとはまったく異なったものになるので、
まずはその流れにしっかりと乗ること。
そして、その中で自分の力をしっかりと発揮できるように心がけて欲しいと思います。


  新中学3年生は、いよいよ受験生となります。
22日から始まる春期講習で、まずは今年の入試に触れ、
一年後にそれがしっかりととける実力を身につけましょう。
前期選抜がなくなるかどうかはまだはっきりしませんが、
後期選抜の力を自分のものにすることを意識しましょう。
長いようで短い一年です。時間を大切に使っていきましょう。


  新高校1年生。
塾、そして中学卒業おめでとうございます。細かくは最後の授業で。

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'10 Feb. 09 10:27 PM

ある塾のカレンダーより February in 2010

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

【塾長コメント】
*1月はさまざまな理由はあったにせよ、塾開設以来初めて
カレンダーを作成することができなかったことを
本当に悔しく思っています。

  新年が明けて、もう2月に入ります。
つまり一年の1/12がもう終わったということになります。
改めて時間の速さを痛感します。

  年末の31日から急激に寒くなり、ようやく冬らしくなって来ましたが、
所々に暖かい日も入り、気温の急激な変化に体調を崩したり、
風邪を引く生徒が多くなってきています。
また、低温なところに乾燥が加わるとウイルスが繁殖しやすい条件がそろい、
季節性のインフルエンザも注意しなければなりません。

  塾は毎年2月で年度収めとなりますので、
来月からはそれぞれが一つ上の学年として塾に通うことになります。
どのように成長できて、どんな反省があるのか、
各個人がしっかりと自分の歩んだ一年を振り返って見ましょう。
そしてそれを先の一年間に活かせるようにしましょう。


  小学6年生はそろそろ中学生としての準備に入らなければなりません。
英語は例年に比べると遅れ気味ですが、一つ一つ文法が増えるたびに
英語の新しい面白さを身に付けられるといいでしょう。
また、3月からは中学生として通塾することになります。
それに伴い、数学の授業が始まります。
案内は別紙で渡します。
算数が苦手な生徒も、少しでも早めに中学の数学を習いたい生徒も、
参加するようにしましょう。


  中学2年生は、前期選抜の1/3が決定する年度末テストが行われます。
毎年伝えてきていることですが、このテストによる成績は
3年生になってからはどうやっても取り戻せないものです。
半年後、高校を決めようというときに、「2年のときにもう少し頑張っておけば」
という声を毎年聞きます。
今出せる全ての力をしっかりと発揮できるように、頑張りましょう。


  中学3年生は前期選抜の発表がまだ出ていないので、
細かいことが伝えられませんが、この2月で、塾は卒業となります。
入試前に何度も伝えたとおり、後期選抜に合格できる力を持って高校へ行くことが、
入学してから自分を優位にします。
前期での合否にかかわらず、あと一月はしっかりと指導していくので、
気を抜かずに頑張りましょう。

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'09 Dec. 09 10:06 PM

ある塾のカレンダーより '09 December

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  今年もいよいよ、あとひと月となりました。
2009年という一年はみんなにとってどんな一年となったでしょうか。
終わりがよければ全ていいとは思いませんが、
やはり気分良く一年を終え、新たな気持ちで2010年を迎えられるようにするには
このひと月の過ごし方は重要になってくると思います。

  学習面だけでなく、一人の人間として成長していけるような意識を
常に心がけて欲しいものです。

  夏休みや春休みとはまた違った面を多く持つ冬休み。
年末のあわただしさについ流されがちになりますが、
そんな時期こそ一日一日を大切にして欲しいです。


  小学6年生は、冬休み中は家庭学習となります。
やや大目の宿題をただこなすのではなく、しっかりと自分の頭に入れ、
それを使いこなせるように毎日練習しましょう。
年明けの第一回目の授業は1月13日(水曜日)です。絶対に忘れないように。


  中学2年生は定期テスト4の結果で大きく個人差が出ました。
テストの点が悪いからといって怒るようなことはありません。
明らかに実力を発揮できていないことに不安を感じるのです。
これからどんどん難易度が増していく中で、
ほんの少しの油断が大きな影響を及ぼします。
自分の可能性を自分で狭くしてしまうのは本当にもったいないことです。
3年生に上がる前の今だからこそ、定期テストが終わった直後の今だからこそ
できること、しなければならないことがたくさんあります。
しっかりと頑張りましょう。


  中学3年生は先日の卒業生との話もきっかけとなり、
いよいよ志望校が決まってくることでしょう。
英語、数学共に量が増え、受験生らしくなってきましたが、
この冬が最終の勝負です。
  冬期講習でも数多くの課題を与えますが、
乗り越えた先にしっかりと志望校が現れるよう必死についてきて欲しいです。
体調に気をつけながらも、今まで以上の頑張りに期待します。

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'09 Nov. 13 6:50 PM

ある塾のカレンダーより '09 November

はじめて昼の職場からのコメントとなります。

そう、ついに家、昼、店の3箇所どこからもネットが見られる状況になりました。
世の中便利になったものです。

 
 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  先月の最終週から急激に寒くなり、いよいよ冬に入ろうかという季節になりました。
カレンダーにも最後の列には12月の予定が入り、今年も残り少なくなってきたことを痛感します。

  時間というのは、常日頃から伝えていますが、
意識しないと、あっという間に過ぎ去っていくものです。
小学生・中学生と言えど、年を重ねるにしたがって、一年が早く感じていくと思います。

  一日の積み重ねで、一週間が経ち、一ヶ月が経ち、一年が経ちます。
当たり前のその繰り返しの中で、様々なことを学び、
成長していく自分をしっかりと認識して欲しいです。

  また、小学、中学共に、新型インフルエンザが出たようで、学級閉鎖があったようです。
これからは季節性のインフルエンザも出てきますし、
各生徒がしっかりと対応していかなければなりません。
日々の生活から適切に予防していきましょう。


  小学6年生は、2回目の定期テストを終え、自分の得手・不得手が
ある程度理解できてきたと思います。
まだbe動詞の肯定文しかやっていませんが、今月からいよいよ否定文に入ります。
文法としてはbe動詞の後に一般動詞、三単現と進んでいきますが、be動詞での
肯定文から否定文への変化にまずついてこれるようにしないと、
その後に大きな不安を残します。
今月は今まで以上に集中して授業に参加できるようにしましょう。


  中学2年生は定期テストが続きます。
合唱コンクールも終わり、大きな行事も後はマラソン大会を残すのみとなり、
いよいよ本格的に学習に力を入れていく環境となります。
もう2年目なので、定期テスト3から一ヶ月経たないうちに
次の定期テストが行われるという場合の対策はわかっているでしょうから、
それに合わせてしっかりと練習しましょう。


  中学3年生はついに前期選抜に関わる最後のテストとなります。
定期テスト3では、なかなかしっかりした結果を出せているだけに、
このまま集中を切らさず、頑張ってほしいと思います。
個人的なことに関しては、三者面談で伝えたとおりです。
あと少し。共に頑張りましょう。

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'09 Oct. 15 9:55 PM

ある塾のカレンダーより '09 October

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  夏はすっかり去って、本格的に秋になりました。
食欲、読書、スポーツ・・・様々な言葉を連想させる季節。
つまり、いろんなことをするのに適した天候が多いということでしょう。

  今年は例年になく台風の少ない年です。
得意な分野を伸ばすのもいいですし、
苦手な分野を克服するのも当然いいでしょう。
それに、今までまったくやったことのないことに
挑戦し始めるというのもいいのではないでしょうか。

  今知っていることで、今持っている能力で満足してはつまりません。
その考えは大人になってからもとても大切になってきます。
知らないことを恥ずかしいと思うのではなく、
知らないことを知れることに喜びを感じられるようになりましょう。


  小学6年生は、塾に入ってこつこつとためてきた知識を発揮する、
大きなテストをはじめて受けました。
結果はそれぞれでしょうが、一番大切なのは、
テストを受けっぱなしにしないということです。
パーフェクトが取れたなら、当然次も同じ結果を得られるように、さらに努力する。
間違えがあったなら、なぜ間違えてしまったかをしっかりと認識し、
同じ間違いをしないよう練習し、再テストで必ず満点を取る。
そして今の自分の実力を正確に捉え、次に備える。
テストというのは、そういう意識を持って受けなければ意味のないものです。

  中学2年生は、以前から伝えている通り、
入試に大きく影響する前期の成績が出ます。
入試に対しての意識がまだまだ低い生徒が見受けられるのが非常に心配ですが、
これも一つの結果です。
この結果を踏まえて、残りの半期をどう過ごすか、
特にすぐ先にある定期テスト3をしっかりとできるかが1年半後に大きく影響します。
自分の将来を無意味に狭めるようなことだけはしてはなりません。
常に可能性の大きな人生を送っていけるよう願っています。


  中学3年生にとって、今回の成績は非常に意味のあるものです。
それは入試に直結するということだけではありません。
今回の重要性はもう理解できていたでしょうから、相当頑張ってきたと思います。
その結果としての成績です。
自分がどれだけ頑張って、どれだけサボってしまったか、
自分が一番理解しているでしょう。
これからどんどん責任ある立場になってきます。
その責任とは、自分の言動が自分に全て帰ってくるということ。
そして、それが大人になるということだと思います。
あと半年、共に頑張りましょう。


  また、中学生は31日に三者面談を行います。
時間を間違えないように気をつけてください。

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'09 Jul. 10 1:09 AM

ある塾のカレンダーより '09 July

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  7月に入り、いよいよ夏を迎えます。
同じひと月ですが、他の月よりも多くの人がワクワクする月です。
夏という季節が持つ特有の匂いや雰囲気がそう感じさせるのでしょう。
実質的には今月の18日から始まる夏季休業。
ひと月半のこの時間をどのように過ごすかをしっかりと計画し、
自分自身がどのくらい成長できるかを期待できるようにしましょう。

  小学6年生にとっては、小学生活最後の夏休みとなります。
中学生になると部活などで忙しくなり、
なかなか家族と一緒に過ごす時間が取りづらくなります。
この夏休みは英語をしっかり練習すると共に、
家庭での生活を今まで以上にしっかりと考え、過ごしてほしいです。
また、今月から毎月一回大きなテストを行っていきます。
まずは、今やっているアルファベットと挨拶3つですが、その後からペースが上がり、
単語テストと共に文法の解説が始まります。
家庭での練習と毎回の授業での理解が、今まで以上に重要となってきますので、
気を引き締めて取り組めるように期待します。


  中学2年生は3年生が部活を引退する時期で、
いよいよ自分達がトップに立つ時が来ます。
毎年この時期から3年生に上がるまでの半年で、
大きく成長する生徒と、大きく崩れる生徒の差が顕著に出ます。
文法的にも急激に難易度が上がり、今までと同じ感覚で学習していては、
ついて来れなくなる生徒が出てきます。
半年後、一年後の自分をしっかりと見据え、
その為にしなければならないことを着実に実行していけるよう期待します。


  中学3年生は部活も終わり、いよいよ夏休みです。
夏期講習は半年後の自分の姿を決定するのに大きく影響するものです。
去年同様、人数が少ないので、決めの細かい指導ができると思いますが、
その分内容も高度になる予定です。
しっかりとついてきて、より高い能力を身に付けてほしいと思います。
また、8月には高校説明会を行いますので、
この休み中に必ず高校を見学するようにしましょう。
実際に高校の校舎や周囲、生徒達を見て、刺激を受けるというのは、
気持ちを引き締めるのに非常に効果的です。
市販の高校案内も参考にして、どこに見学に行くかを決めましょう。

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'09 Jun. 18 10:29 PM

ある塾のカレンダーより '09 June

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  梅雨に入ったわけではないのに、いまひとつはっきりとしない天気が
続きました。世界的に広がりを見せる新型インフルエンザが関東圏に上陸してから
騒がしい状況にある昨今です。
新型インフルエンザについては授業に入る前に伝えた通りです。
万が一まわりにいる人が罹ってしまっても
それは非難の対象になるべきものではありません。
患者を出した学校に抗議の電話を入れるものがいるとの
報道がありましたが、それは非常に良くないことです。
自分がかかってしまったときのことを考えれば、
判断は難しくはないでしょう。

  季節性のインフルエンザの感染状況を考えれば、
新型も同様に相当数の患者が出ることは想像に難くないはずです。
様々な状況を想像しておき、
冷静に対応できる分析力を身に付けてほしいと思います。

  また、状況分析というのは、インフルエンザに限らず、
普段の生活にも活かせる力です。
今の自分の、周りの、社会の、世界の状況を様々な視点で見て、
判断できるように、自分の意見をしっかりと持てるためには、
やはり相応の知識と行動力が必要とされます。
ただ勉強だけに力を入れ、テストの点数を上げることだけに執着するのではなく、
そういった人間力を身に付けられるようにしましょう。


  小学6年生は、英語を学ぶ上で、単語を覚える上でのこつを伝え終わりました。
そしてようやく挨拶に入ったところです。
毎日の練習を楽しみながら続けていけるようにしましょう。
一日一日の積み重ねが最も力を付けるコツです。頑張りましょう。

  中学2年生は、自然教室が終わり、定期テスト2に向け、
全力で取り組める体制に入ったはずです。
授業でも伝えた通り、フリースクールへの参加をおろそかにしての
定期テスト1での結果には非常に不満を感じています。
できることをしっかりとやって、ことに取り組む姿勢を身に付けましょう。

  中学3年生は修学旅行がインフルエンザの影響でどうなるかが
まだ予断を許しませんが、どんな状況になっても対応できるように
心がけて欲しいです。
予定通りに京都・奈良で楽しい思い出を作って欲しいと切望しています。
定期テスト2では前期の成績がほぼ決定するという意識を
いかに高く持てるかがカギです。
一日も早く準備を開始し、一日でも長く練習できるようにしましょう。

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'09 May. 20 11:11 PM

ある塾のカレンダーより '09 April & May

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

 先月(4月)分を載せ忘れていたので一緒に。

2009 April

 *3月末の寒の戻りで、桜もやや歩を緩めた感がありましたが、
ようやく咲き始めました。桜の花を見て、それに情緒を感じ、宴会をする。
これは日本独特の文化です。
昨今、海外の人間が日本、特に横浜には多く在住しており、
その人たちと文化交流する機会はこれからもっと増えてくるでしょう。
 花見のみならず、日本の文化をまずは自分がしっかりと理解し、
交流の際には正しい説明ができるといいでしょう。

 進学おめでとう。塾では先月から新しい学年をスタートしましたが、
学校でも実際の新学年が始まります。
クラスも変わり、気分的にも一つ成長する時です。
 学年が変わると、クラスから見る景色一つとっても大きく変化し、
環境の変化に戸惑う生徒も出ることでしょう。
 身に起こる変化を楽しむ余裕を持ってほしいです。

  小学6年生、入塾おめでとうございます。この塾に入り、
英語という教科に、始めて本格的に触れる生徒が多いと思います。
毎年小学生には、まず英語とは何なのか、そしてそれを学び、
身に付けるとはどういうことなのかを理解してもらってから、授業に入ります。
  ペースは非常にゆっくりとしたものから始まりますので、英語に対する興味、
そして英語を絶対にできるようになりたいという気持ちを持ち続けてほしいと思っています。

  中学2年生はこの1年間の状況を考えると、とにかく練習不足を感じざるを得ません。
今年一年の成績は、一年の時とは異なり、自分の先の人生に大きく影響するものです。
これは3年生に上がるときにまた話すことですが、
高校によって、学歴によって人生が決まるとは、必ずしも言えません。
  しかし、みんなが高校生活という3年間の過ごす場所か決まります。
これは人生にとって大きな影響を及ぼす3年間となります。
そういった意味での人生の一部分に、大きく反映されるこの1年間の成績。
全力を出さない理由はありません。意識を高める必要を切に感じます。

  中学3年生はいよいよ最終学年に上がり、全ての行事に『中学最後の』という
冠詞の付く一年が始まりました。最近の授業は抜群に良くできています。
講習を経て、一回り大きくなれたと信じ、この一年、特に夏休みまでの猛烈な頑張りを期待します。

2009 May

  短かった桜の盛りも終わり、今年度もどうやら順調に歩み始めた感じがします。
この一年が、全ての生徒達にとって意義のあるものになるように、
塾としてできることを精一杯やっていこうと思っています。

  ところで今年は横浜開港150周年ということで、市内の各地でイベントが
行われています。4月23日から10月後半までの153日をかけて、
様々な趣向を凝らしたイベントとなるようです。
  横浜に在住している一人として、150年前の横浜の様子を思い浮かべながら、
ぜひ参加してほしいと思います。
  また、この機会に、150年前、つまり1859年ごろの横浜、日本の歴史を
学ぶのもいいと思います。横須賀に黒船が着てから開国、幕末、明治へと
日本が大きく変化した時代。研究対象にはもってこいだと思います。

  小学6年生は、塾に入ってから一ヶ月が経ちました。
アルファベットの細かい説明は少しずつ頭に入ってきたでしょうか。
ペースは確かにゆっくりですが、やっている内容はなかなか高度です。
一日一日の授業と、家に帰ってからの時間を大切に使い、楽しく、
しかし確実に英語の基礎を身に付けていきましょう。

  中学2年生は、毎日やっている日記の宿題で、より高度な英訳にどんどん挑戦し、
自分から学ぶ姿勢を確立してほしいです。
今月から助動詞、There be、そしてto不定詞と入っていきます。
徐々に高度になっていく内容にしっかりついて来れるように、
家庭での時間の過ごし方をしっかりと計画立てて、実践していくようにしましょう。

  中学3年生は一つ目の大きな行事・修学旅行が近づくと同時に、
それは定期テストが近づいてきていることも意味します。
普段の授業の様子を見ていて、今の状況が理解できていないという不安はありませんが、
敢えてしつこく伝えていきます。
行事に対して、そして学習において、自分にできることをしっかりと全力で取り組むこと。
それが次につながる大きなステップとなります。

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'09 Apr. 14 10:06 PM

ある塾のカレンダーより '09 March

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  3月末の寒の戻りで、桜もやや歩を緩めた感がありましたが、
ようやく咲き始めました。桜の花を見て、それに情緒を感じ、宴会をする。
これは日本独特の文化です。
  昨今、海外の人間が日本、特に横浜には多く在住しており、
その人たちと文化交流する機会はこれからもっと増えてくるでしょう。
花見のみならず、日本の文化をまずは自分がしっかりと理解し、
交流の際には正しい説明ができるといいでしょう。

  進学おめでとう。

  塾では先月から新しい学年をスタートしましたが、
学校でも実際の新学年が始まります。
クラスも変わり、気分的にも一つ成長する時です。
  学年が変わると、クラスから見る景色一つとっても大きく変化し、
環境の変化に戸惑う生徒も出ることでしょう。
身に起こる変化を楽しむ余裕を持ってほしいです。

  小学6年生、入塾おめでとうございます。
この塾に入り、英語という教科に、始めて本格的に触れる生徒が多いと思います。
毎年小学生には、まず英語とは何なのか、そしてそれを学び、身に付けるとは
どういうことなのかを理解してもらってから、授業に入ります。
ペースは非常にゆっくりとしたものから始まりますので、
英語に対する興味、そして英語を絶対にできるようになりたい
という気持ちを持ち続けてほしいと思っています。

  中学2年生はこの1年間の状況を考えると、
とにかく練習不足を感じざるを得ません。
今年一年の成績は、一年の時とは異なり、自分の先の人生に大きく影響するものです。
これは3年生に上がるときにまた話すことですが、
高校によって、学歴によって人生が決まるとは、必ずしも言えません。
  しかし、みんなが高校生活という3年間の過ごす場所か決まります。
これは人生にとって大きな影響を及ぼす3年間となります。
そういった意味での人生の一部分に、大きく反映されるこの1年間の成績。
全力を出さない理由はありません。意識を高める必要を切に感じます。

  中学3年生はいよいよ最終学年に上がり、
全ての行事に『中学最後の』という冠詞の付く一年が始まりました。
最近の授業は抜群に良くできています。
講習を経て、一回り大きくなれたと信じ、この一年、
特に夏休みまでの猛烈な頑張りを期待します。

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'09 Mar. 29 3:51 AM

ある塾のカレンダーより '09 March

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  塾を開設して八年が過ぎ、また新たな3月を迎えました。
9年目を前に、気持ちを新たに頑張っていこうと思っています。

  さて、卒業式を前に、3年生は無事に入試という壁を乗り越え、塾を卒業しました。
塾では3月からは各学年一つずつ進級し、授業時間も変わり、
心機一転するにはいい機会かと思われます。

  一つの学年を終了するということをどのように意識できるかということは、
その後の過ごし方に大きく影響します。
その時が来たから自動的に進級とするのではなく、その学年としてできること、
それを自分自身で納得の行く頑張りができたことを確認し、次にステップする。
一つ一つの積み重ねが大きな力になることは明白です。

  そのためにある3月。このひと月をしっかりと過ごし、
本当の意味での進級をしてほしいと願います。

  中学2年生にとって、この一年はどうだったでしょうか。
小学生のときとはまったく違った時間の経過ではなかったかと思いますし、また
逆にそうでなければならないと思います。
この時期の一年間というものは、とても長く、様々なことを吸収すべき時間です。
一年前の自分と比較して、どこが成長できて、どこができなかったかをしっかりと評価し、
それをこれからの学習、生活に活かせるようにしましょう。

  中学3年生は進級前の春休みに初めての講習があります。
1・2年生には、行っていない講習ですが、3年生に上がるこの時期に
今までの復習もかねて、より密度の濃い学習に対する認識を深めて
もらうための春期講習です。
そして、今回は初の試みとなりますが、木曜日の計2回、国語の講習を取り入れます。
大手学習塾での講義を経験したものの授業となりますので、私も楽しみにしています。

  100年に一度の不況と言われる昨今、本当に厳しい時期はこれからだと考えられます。
子供の数が減ってきている中、それでも学校以外の学習に力を入れる保護者が多く、
わが塾も少しずつ変化を求められているのかもしれません。
8年という期間を終え、私自身もその変化を試みてみるのも良いかと考え、
その一環としての国語の授業です。
今回の様子を見て、今後の方針を検討していこうと思っています。

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'09 Feb. 27 4:54 AM

そういえば久しく

毎月載せていた塾のカレンダーのコメントを
久しく載せていなかったので、ここで1・2月のをまとめて。
また3月から毎月載せていこうと思っています。

生徒数もずいぶん減り、大手の塾とは趣を異にしますが、
それでも昨今の教育現場の一つであることは違いの無いもの。


2009 January

  新年明けましておめでとうございます。
2009年という年は政治的にも経済的にも激変が予想されます。
政治では民主党が政権をとるでしょうし、経済では2008年から続く不況が
さらに深刻になるでしょう。
  まだ中学生だから関係ないなどと考えずに、
自分が生きている国・日本が今どんな状況にあり、
自分の将来はどうなっていくのかをしっかりとした目で見ていく必要があります。
  苦しいときにただ不平不満を言っているだけでは、
けっして解決の糸口は見つけられません。
状況を打開するための皇道はそのベクトルを間違えてはいけません。
まずはしっかりとした判断力を身につける必要があり、
中学生としての今はその基礎を学ぶ時期です。
  一つの事象を多面的に捉える習慣を身に付けましょう。

  中学1年生はまだまだ基礎力の不足を感じます。
家庭での練習不足が明らかなので、2年生になってからのスピードアップを考えると、
この冬休み中に、これまでの復習がどれだけ完全にできるかがカギになります。
  また、他の教科には更なる不安を感じざるを得ません。
英語で学んだ繰り返し練習する大切さを、他の強化にも活かしていけるように、
更なる意欲向上を願います。

  中学2年生は授業で伝えている通り、もう既に受験生となっています。
受動態までは非常にいい感じでできていますが、
3年生になると、今までの文法の総復習的なものばかりが出てきます。
今までに渡してきた様々な単語表、文法のまとめを今一度確認しながら、
先の予習に取り組み、なおかつもうほぼ学習し終えている歴史や地理、
理科の部分的なものについては入試問題に取り組む姿勢が大切です。
  準備に早すぎるということはありません。
今は入試で頭をいっぱいにするというのではなく、
入試というもの、自分の将来がどんなものになるのかを
楽しみながら知り、考える期間だと思います。興味を持って過去門に向かってみましょう。

  中学3年生は、面談や授業で伝えてきている通り、
前期選抜で受かるかどうかを考えるのではなく、
高校に入ってからのことを考え、後期選抜で受かる力を身に付けましょう。
一週間の短さを考えると、中学生活も残りわずかです。
  今できることを、今全力でやることに意味があります。精一杯の頑張りを期待します。


2009 February

  ひと月の速さを実感する一月が終わり、最も寒い月に入りました。
実際の平均気温は1月のほうが寒いのですが、
なぜか2月のほうが寒い印象を与えるといったほうが正しいのですが。
  2月には中学生にとって最も大きい壁となる入試があります。
1・2年生にとってはまだ少し先の話ではありますが、いずれは必ずぶつかる壁です。
この時期に先輩達がどんな様子で、どのようにその壁を乗り越えていくのかを良く見て、
これからの中学生活に役立ててければ言いと思います。

  また、先月はインフルエンザに罹ってしまい、塾を初めて以来始めて
一週間も休んでしまいました。家にいる間、本当に反省しました。
来年は必ず予防接種を受け、絶対に同じ失敗をしないように気をつけます。
みんなも自分は大丈夫という過信は捨て、しっかりと健康管理をしましょう。

  中学1年生は塾では一年生として最後の月になり、
3月からは中学2年生として扱っていきます。
特別授業が代わるわけではありませんが、授業の開始時間が遅くなります。
また来月のカレンダーで説明しますが、時間だけでなく、内容がどんどん深くなっていきます。
定期テストまではしっかりとそれに対する対策をし、
テスト終了後は2年生になるための準備として、まずは1年生の範囲をしっかりと復習し、
できるだけ早めに予習に取り掛かれるようにしましょう。
 
  中学2年生は来月からいよいよ3年生としての扱いとなります。
最高学年になる自覚をしっかりと持ち、より大きな人間になることを目標に
一日一日を大切に過ごしてください。ほぼ終了した受動態の次は、現在完了です。
そして、いくつか熟語をやった後からの文法は、全て今までの文法が絡むものになります。
  結構苦手意識を持ちやすいto不定詞もまた応用として出てきますので、
今のうちに2年生の総合復習をしておきましょう。
  また、年度末テストが終了したら、直ちに入試に備える心がけが必要です。
以前から伝えている通り、歴史・地理・理科の2年までの範囲は
もう入試問題に取り組む必要があります。
特に歴史はより細かく覚えるのに時間がかかります。
自分用の年表を作り、それに対応する細かい説明をノートにまとめて行きましょう。
  
  中学3年生にこのカレンダーを渡すのはこれが最後となります。
今年は塾始まって以来始めて一人での卒業となりますが、
その分細かく指導できたと思います。
  選択した高校のことを考慮し、英語を因り充実させた授業となりましたが、
高校での1年間は、ほぼ余裕ですごすことができる程度の英語力はついたと思います。
  しかし英語は他の教科とは違い、コミュニケーションの道具です。
使いこなせるようになり、それで人と交流することが目的なので、
授業がわかるからといって満足せず、より高い能力を身に付けられるよう、
努力し続けて欲しいです。
  中学3年間という貴重な時間を最後まで指導できたことを喜びに感じます。
より魅力的な人間になれるよう、これからも頑張ってください。
また、卒業記念作品については授業中に説明します。楽しみながら作ってください。
  
  塾卒業おめでとう。

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'08 Nov. 05 11:31 PM

ある塾のカレンダーより '08 November

 これはある塾のカレンダーに載っている文章。塾長の許しを得て載せています。
様々な立場から、様々なイメージを持って読んでみてください。

  先月の26日に風向きが大きく変化し、季節が秋から冬へと移行し始めました。
2008年もあと2ヶ月となり、改めて時間の早さを実感します。

  政治の世界でも、経済の世界でも、大きな変革の時期を迎えています。
アメリカでは始めて黒人の大統領が誕生するようですし、
日本でも、内閣が解散する気配が濃厚で、
与野党交代が起きる可能性が高くなってきました。

  経済では、100年に一度と言われる株価の大暴落があり、
中学生にとって身近なところでの影響は、高卒の求人が
どんどん減っていることでしょう。
高校を中退する生徒が多い中、卒業しても就職先が
なかなか見つからない状況は、将来に対する不安が
大きくなる要因となるでしょうが、3年から6年後に同じ状況が
続くとは思いません。

  今できることは、将来に向けての選択肢をたくさん手に入れることです。

  できることをしっかりとやり、常に準備を心がけ、様々なことに全力で取り組む。
それは勉強だけにとどまらず、部活、生活、遊びにも言えることです。
ただ漠然とその日を過ごさず、一日一日を大切にしましょう。

  中学1年生にとって、生徒数もだんだん増え、競争意識を持つには
いい状況になってきました。ぎすぎすした空気になる必要はまったくありませんが、
一つ一つのテストで、できたら嬉しい、できなければ悔しい、
そしてなぜできなかったかを考え克服し、次はできるようにする。
その繰り返しが成長への鍵となります。
毎日の授業での小テストで、日々努力する習慣を身に付けましょう。

  中学2年生にとっては、先月のテストでの反省をどのように見せられるかです。
2年生の後期は、授業中にも伝えてきた通り、最も気の抜けがちになる時期です。
不安はやはり的中し、全員成績が下がってしまいました。
この状況をどう捉え、どう反省し、どう行動するか。それはこの一月で見ていきます。
後期の成績が将来の自分にどれほど大きなものになるのか。
今もっている自分の力を正当に評価してもらえるように努力することを切に願います。
自分に簡単に負けないように。

  中学3年生にとっては、今月のテストで、入試の前期の成績が100%決定します。
あと3週間半です。
何を希望しようとも、とにかく今回は点数を取らなければどうにもなりません。
休みたい時、寝てしまいたい時に、どれくらい頑張れるかがカギです。
自分に対していかに強くなれるか。
辛ければ辛い程成長できると思ってください。
本当にあと少し。頑張りましょう。

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